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「銀座の焼き鳥屋」もでっち上げ?

 23日リテラは「焼き鳥屋3時間出馬談議」の信憑性を検証している。この菅氏スピーチが国民受けして又も人気急浮上になっている現況は、どうも違うのではないか、玉川氏が指摘した「演出」だったのではないかは、間違っていなかったかも知れない検証だ。

事の始まりは、国葬後すぐに萩生田議員と会食した時の話として、氏のブログには、『「それが日程にも書いてなくて思い出せないんだよ。萩生田、聞いて探してくれ」と頼まれました。当時、酒を飲まなかった二人が三時間もいた焼鳥屋さんはさぞ迷惑だったでしょうね(笑) 探してみることにしました』というものだ。ところが、山口敬之の『総理』にもこの出馬話が出ていて、菅氏が安倍私邸に出向き、生々しい「票読み」を説明して出馬の決意をさせたという件があると書いている。
さらに、ノンフィクション作家・大下英治氏の書には、『8月15日の夜、銀座の高級焼き鳥屋で、「今こそ日本には安倍さんが必要」などと3時間にも及ぶ話し合いの末、菅が安倍を口説いた”という旨のくだりが出てくる』と補足している。そもそも、弔辞のスピーチライターは安倍氏専属だった谷口智和氏の手によるものだと言われている。従って、弔辞は創作だった、菅氏はでっち上げ、嘘を述べている可能性が大だということだ。

確かに玉川氏が事実誤認の憶測で発言してしまった、そして確認すれば自分の山勘は外れていた訳だ。身内のでっち上げ、嘘は許容範囲の自民党と、間違いに気づき謝罪した人間とでは、どちらが罪深く、社会悪的であるか冷静に考えれば自然に答えがでる筈だ。でっち上げを許容する文化を育ててはいけない。


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