建物のがれきに遺体・推定1万体

 ガザ民生防衛当局は、『昨年10月7日の戦闘勃発以降、殺された住民らの総数は少なくとも3万4971人に増えた』。さらにこれまで公表されていない、『建物のがれきに埋もれる遺体は推定1万体』と発表したとある。ガザ民生防衛当局は空爆があれば直ぐに現場に急行して遺体収容作業などを行っているが、それに必要な作業道具が間に合っていないという。つまり、殆どががれきの下に埋もれている訳だ。
この現状で建物解体整理をすれば、遺体は確認できずに瓦礫と共に処理される可能性も出てくる。残された住民は残酷物語を目の当たりにする訳だ。
ナチスがユダヤ人を一括処理した方法を、今度はユダヤ人がパレスチナ人を埋没処理する、歴史は残酷なことを繰り返す。


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