全国保険医団体連合会・アンケート調査

 日刊ゲンダイは、結果に基づく推計データを記事にしている。飽くまでも、政府が対策改善できなかった場合ということであるが、衝撃的な数値になっている。先ず、深刻なのが、マイナが本格実施される機に廃業した医院が1000件、来秋のシステム本格化を機会に廃止を計画しているのが1000件と推計している。「かかりつけ医」の崩壊に繋がりかねない状況。そして、マイナトラブルは、8437機関(調査1万件の84%)のうち「トラブルを経験した」は、5493機関(65%)に上っているという。
つまり、この状態が全国版になれば、医療機関が従来の日常営業に支障をきたし仕事にならない事態が生じるという現実を指摘している。まさか全く改善されずということはありえないにしても、マイナカードの当初基本に立ち戻り、一旦は保険証を切り離すことをしない限り根本的な不安解消にはならないと考える。


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