お涙頂戴・4勝1敗

 『昭恵氏は、朝から晩まで行く先々で泣きっぱなし。出陣式では「いろんなことを思い出して涙が止まらなくなってしまった」と泣き、万歳後の挨拶では「主人は私のことも応援していた」と泣いていた』。確かに悲劇のヒロインではある。しかし、事件から1年近くが経過して、安倍政治の功罪相半ばする検証も進んできている状況で、そうそうお涙だけでは覆い隠せない問題が深刻化している現況で、それでも昭恵氏に一票入れる体質は、日本人気質と言えるものかも知れない。

野党は国民から遠くなった、元々アレルギーなものとの位置づけが沈殿していることもあるのかも知れない。銀座のママさんだから国会議員は相応しくないと思う時代ではなくなっている、そもそも来客する議員を観察すれば、自分にもできるという自信が付いたというのも頷けることではある。国民は社民党議員よりも自民党の銀座のママを選んだのである。341票の僅差だと善戦を讃えているが、それは立憲の勝手な判断だ。負ければ首が無いのと一緒だ。社会党、民主党が溶解して、その憂き目に社民党、延長線上に立憲が浮上している。今の日本だ。


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