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ロシア・西側との決別

 欧州に、8月31日から再開のノルドストリーム1の稼働を無期限停止すると通達があったらしい。圧縮機オイル漏れらしいが、メーカーのドイツ、シーメンス社は関係ないとしている。一つの理由は西側のさらなら制裁策、主要7カ国(G7)は『ロシアの戦費調達能力の制限やインフレ抑制を目的に、ロシア産石油に価格上限を設けることで合意した』と発表したことの仕返しだろう。何れにせよ、戦闘が長期化するにつけて、西側の制裁も強化される、それに対してさらに反発、ロシアの孤立化が進むことになる。

プーチンは既に西側との決別を前提にこれからの政策を練っていると言われている。ゴルバチョフ氏の死去に伴うロシア人の評価を聞くにつけて、私達が漠然と知ろうとしたロシアは幻であり、現実のロシアは私達よりかなり遠い国だったということに尽きそうだ。


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