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責任を取らない尾身会長・行政関係者

 何度失敗を繰り返しても公衆の面前でその場しのぎの弁明、方策に明け暮れる行政には倦んだりするが、未だに尾身会長がその場に君臨する体制は異常だ。その最大の要因は、各専門職が国民側を向かず、時の政権の都合を最優先した方便を肩代わりするだけに留まっているからだ。
コロナ対策然り、ここにきて、普通の国民は仰天しかねない政府、尾身会長発言には、日本は最早、国の体を成していないと確信せざるを得なくなった。知事会の普通の提言、発症時には、最寄りの医師に診断、検査を受ける、医師の指示に従うという普通の医療体制を政府自らが放棄、尾身会長の
「一般市民は自主管理、自主検査の進め」での招いた今日の混乱は、行政の不作為を越えた、「放棄」であり、「人災」だと言える。

上 昌広医師は、『我が国のコロナ対策が迷走するのは、厚労省と周囲の専門家が誤りを繰り返してきたからだ。人災といっていい。人事を一新する必要がある・尾身氏は会長職を退くべきだと思います』と述べている。現場の医師、関係者、専門家たちは、尾身会長は退くべきと挙って発言している。しかし、岸田政権はそんな巷の声を無視して、前任者を何事もなかったように加藤勝信を再登板させた。

なぜこのような茶番が繰り返されるのかと言うと、国民は「人災だ」、呆れてものが言えない状態で居ながら、怒りを持っていないからだ。政権は国民はまだまだ我慢できると高を括っているからだ。政権、国民も7月8日の衝撃的な暗殺事件を、四十九日前にして忘れているようだ。


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