プーチンに笑み・目標を達成した
ショイグ国防相の報告にプーチンは満足そうな対応シーンがテレビで写されていた。内容は、今年の特に6月以降の目的は、「ウクライナ軍の反転攻勢を妨害する」ことだった、それをショイグは『その任務は成功裡に完了した』と述べたようだ。
戦況は一時ウ軍の優勢が報じられていたが地域的な奪回まで至っていないという報告が多く、反転攻勢の効果を心配する声が多かったというのも現実にあった。ゼレンスキー氏自体も12月に入り、『われわれは、もっと早く結果を出したかった。その観点からすると、残念ながら、望んだ成果は得られなかった』と談話を出している。
軍の司令官も一時撤退が必要だとの主張をするようになったと伝えられている。これを背景に50万人規模の兵士調達がだされ、ウ国民に動揺を与えている。総じて武器調達の遅れも然ることながら、ロシア軍の主張する、戦いは有利に展開されている、防衛線は守られているという、「目標を達成した」というのは強弁に過ぎないと一蹴できないのが現実だろう。
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