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防衛財源確保法案

 3日、「防衛力強化資金」を新設する為に閣議決定されたようだ。『政府は国立病院機構(NHO)の積立金422億円と地域医療機能推進機構(JCHO)の積立金324億円を「不要見込み」として国庫に返納させ、防衛費増額に充てる方針だ』。現行法では防衛費に流用出来ないから法案を作りそれに充てるらしい。原資に関して議論を尽くすと述べたが、これも閣議決定で決めにかかっている。
問題は、「JCHO」側はその残余金を必要としていて、不足だと主張している点だ。たちまち年金、医療体制に支障をきたすと述べている。記事には、『「軍事栄えて民滅ぶ」はまっぴらごめんだ』と括っている。哲学者キケロは「武器の間で法は沈黙する」と言ったらしいが、法とは即ち市民生活が停滞してしまうことを言ったものだろう。よもや宏池会の岸田政権でこんな恐ろしいことになろうとは思いもよらなかった、相変わらず、私達は甘い。


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