無謀な愚策
岸田首相の『異次元の少子化対策に挑戦する・子ども予算倍増』、年明けから安倍氏のパクリを真顔で吹聴する岸田首相は、体質そのものも安倍政権になった。流石に開口一番、国債でとは言わないが、最終的に国民に責任転換する話に持っていくだろう。自民党は第一に「自助」を掲げる。
私は前回、『2050年問題で既に8千万人人口論が出ている。出生を国があらゆる方法をもってするということは、果たして可能なことか考える良い機会だ』と述べた。2日の荒川和久氏の『人口動態予測は外れない』と解説した記事がある。『今から25年も前に官僚は現在の出生数を予見していたという事実は把握しておくべきだろう。急に降ってわいた危機ではない・2100年には6000万人になるというのは、社人研による2018年の推計値を元にしたものだが・そう大きく外れることはないだろう』。
新規原発建設と同じで全く現実を無視した異次元少子化対策は無謀な政治の愚策だ。
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