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宇久島メガソーラーパーク

 五島列島・宇久島と隣の寺島(佐世保市)に国内最大の太陽光発電所が建設される。問題は国の環境影響評価(アセスメント)が法的に除外されていた為に、地元住民と漁業関係者との合意が出来ていないことだ。今月末頃から工事着工に掛かるらしい。既に本体工事に伴う準備工事は完了しているようだ。
相変わらず事業先行の工事計画優先の慣行は見直されない。全国組織「全国再エネ問題連絡会」と地元住民団体「宇久島の生活を守る会」が2月、県と佐世保市へ公開質問状を出したようだが、改善についてはほぼ無理だろう。両島の面積の1割以上がパネルで覆われるとあるが、県のアセスもない、事業者本意の大規模工事もめずらしい。
さらに、大規模陸上風力発電計画も進行、風車を最大50基建てる計画のようだ。再エネ事業の本格的取り組みは重要だ、但し、両島に限れば、この為に地元住民の生活が著しく損なわれる事態を招く。ソラーパネルと風車の空間で生活することはほぼ無理なように思われる。


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