ボタンのかけ間違い天皇論

そもそも論、歴史的背景の認識をぶっ飛ばして国民がとやかく言う問題ではない。正論9月号・「覆面座談会」において、その前に中央公論新社が読売新聞傘下に入ったようだ。編集者の結論は、保守とは言えない中央公論でこの展開(『もう男系による皇位の継承は無理なのだから女系も認めろと主張して、その先には皇室制度の廃止もやむなしと言わんとしているわけです。しかし、正統性の観点からいえば女系など天皇ではありません』)。
従って、産経は頑張ってということになる訳だが・・覆面参加者は全員、『「女系天皇」って言葉自体が変なんだよね』と指摘している。
冒頭で述べたが、これまで126代天皇の背景から、「女系天皇」など話題になった経緯がなく、天皇家が独自の見解で継承してきた。事ここに至り皇室典範に則り宮内庁、さらに有識者プラス国民の声などに依存する継承のプロセスは、「おんぶにだっこ」でその存在意義(象徴)を危うくするものでしかない。
苦境は、禍いは自らその囲いを神通力で取り払えば良いだけの話だ。さらに、国民からの「燻る廃止論」など傍ら痛しで一蹴すればよい、独立宣言すれば全てよしの道が広がる。最後まで国民に依存されても、国民の殆どは力がないものばかりだ。


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