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有田芳生氏・賢明な判断

 ひろゆきの旧統一教会に対する批判的見解は一応認める(サンジャポ出演でしか知らない)として、本人も『4回ぐらいのリモート対談収録は終わっていて』とあるように、共通認識はあったと思う。私は、サンジャポの発言から、時流に乗る批判は感じられるものの、有田氏のジャーナリストの眼から、問題の核心(糾弾)にどこまで突っ込めるかは疑義を感じていた。ひろゆきは、一連の辺野古発言で、「皆さん心配されているようだが、フォロワーが増えて困っている」と発言している。自己周辺お仲間さえ盛り上がれば、それはそれで正しかったように思い込み思考の持ち主のようである。

つまり、グラフを示して数量第一が金儲け(価値を表示)に繋がっていると考えている。従って、住民運動の本質も、旧統一教会問題も核心のところで考えなくても、対談が数量化するところが楽しみだったように推測する。『統一教会にダメージを与える方法の一つだと思ってたので残念です』とあるように、辺野古を話題にする、批判的でダメージを与える、方法の一つだと考えて、その場的に自分の価値観を上げる道具的にしか考えていないように考えられる。従って、発想が違う有田氏は本という形を残さない、という判断は賢明だったと言える。


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