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脱出市民続出・部分的動員令

 各地で抗議デモも発生しているが、ビザなし入国できる国への航空便は満員、売れ切れ続出らしい。陸路においても、カザフスタン、ジョージア、モンゴルとの国境の検問所に行列が出来ていると報じられている。極一部であると思うが動員令を回避するための国外脱出だろう。

政府への抗議に、反体制派ナワリヌイ氏の支援者らが、ペスコフ報道官の息子ニコライ氏に徴兵施設への出頭命令を成り済まし電話を掛けた、その返答をネットに流して話題を呼んでいるらしい。出頭拒否の理由を録画、「上のレベルで解決する」などと発言した内容だ。直ちにペスコフが息子の返答を庇う報道も非難の対象になっている。ナワリヌイ氏側が良く使う手段だ。恐らく、まともな招集では簡単に集められないだろう。

従って、抗議でも参加者、囚人等を対象に、又は、僻地、貧しい少数民族の青年が対象になる。間違っても、プーチン出身のサンクトペテルブルク、モスクワの青年には動員が掛からない、息子のニコライは余程のバカだと思われる。それにしても、逮捕された若者は、戦地か15年の刑務所かを選択しなければならないとなると、刑務所をほぼ全員選ぶだろう。結局、動員令は首尾よくはいかない。


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