初動は遅れた

 8日、朝日新聞は、「初動を甘く見た」という記事を出している。1日の午後8時2分に「特定災害対策本部」を設置しているが、2日、事態の深刻さから(輪島、珠洲両市長から電話で聞き)、9時23分に「非常災害対策本部」に切り替えている。1日には自衛隊への要請は出ていたが、本格稼働は2日午後からと推測する。報道によると4日中に援助物資とうをもって現地入りしたものと理解できる。青い服を着た官邸幹部は、『初めは被害の程度がわからず、役所も非常災害対策本部にする段階ではないと言っていた』とある。要するに、情報は「える、やってくる」モノではなく、「とりに行く」モノである。ここに日本の危機(災害等)管理の甘さがある。努力を怠っている。なぜ、BBCの記者がいち早く現地入りして世界に情報発信しているのか、その意味を議員たちは理解していない。

お惚けの議員、関係者は、道路混雑につきを強調するが、2日一時間帯において、能登在住の市民が金沢から物資を調達、帰路に集合していたということの混雑はあったが、それ以後は普通だったと証言している。法律を盾に動こうとしない体質になってしまった国会、何から何まで当てに出来なくなったと覚えて置いた方が良い。


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