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photoshop講座について

就労移行支援事業所にて、photoshop講座を担当している。といっても、それほど高度な技術を教えられるスキルは私自身にはない。私の講座のウリは、実際に使ってもらえる作品をつくる講座だということ。

近所のレストランのメニュー表や、本屋さんのPOP、他の福祉事業所のパンフレットなど、私が営業をかけて発注がきたものを受講者の方々に作ってもらう。就労移行支援事業所という形態の性格上、発注者から料金は頂いていない。ボランティアである。お金を儲けることが目的ではなく、就業訓練の一環として、受講者の方々に実戦を体験していただき、就業に対するハードルを低くしよう、ということを意図している。

就労移行支援事業所に通所されている方のなかには、いちども仕事についたことのない方や、会社でパワハラを受け、会社について恐怖感を持っている方もいる。そういう方々にとっては、いきなりハローワークに行って会社を探すというのは負荷が大きすぎる。こちらで用意した就業プログラムに参加してもらい、少しずつ会社というものに対する抵抗を減らしてゆくのが私たちの職務なのである。

今制作しているのが、大阪府岸和田市の若年性認知症の互助会のパンフレット。こういう発注を頂けるのは、とてもありがたい。

photoshopの教科書を見ながら架空のカフェのチラシを作ることでも習得できる技術は同じ。でも実際に活動している企業や団体の印刷物をつくることと、架空の印刷物をつくることは、天と地ほど意味合いが異なる。

自分の作ったチラシやパンフレットが実際に事業所の壁に貼られることで得られる達成感、自己肯定感。それがハローワークに足を運ぶための心の支えになる。作品は来週完成予定。今週いっぱいかけて最後の仕上げである。

蛇足だが、

障がい者雇用をお考えの企業さま、大阪府下でチラシ制作や事務、軽作業などの就業体験をさせていただける企業さま、ご連絡をおまちしてますね!

一般社団法人 ソース 072-225-1010


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