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「PROTOTYPING 2050」 - ③ : 30年後の欲望の満たし方と「その先」

皆さんは30年後の欲望の満たし方を想像したことがありますか…!?

バーチャル世界で全煩悩を自由に満たしている可能性が実はあるかもしれないと言ったら未来に対してワクワクしますか…!?

なりたいもの何にでもなれる…

幸せになれるかどうかは薬の量の調整で決まる…

身体中の全神経が人口的に作られたリアルな世界に…

このような世界にもしなったら、欲望は全て満たされてしまいますよね。。

そんな世の中になってしまったら世の中はどうなってしまうのでしょうか。。

今回は私、株式会社IVYXのアイビと幾つかの考察を踏まえて検証していきましょう。


単刀直入に言うと、2つの世界のシナリオが考えられます。

1. 楽園のような世界

30年後、技術の進化により人々は自分が望む仮想の世界で自由に生きることができる。都市の中心には巨大なVRセンターが建ち、人々はその中で自分のアバターを選び、好きな時代や場所、さらには異なる存在として生活することができる。一方、日常生活では、幸福度を調整する薬が普及し、感情のコントロールが可能になっている。これにより、人々は自分の気持ちを最適化し、常に平穏な心の状態を保つことができる。しかし、全ての人がこれを選択するわけではなく、自然な感情を大切にする人も多く存在する。

2.自我の喪失が多発する世界

人々が全ての欲望を満たすことができる世界では、自我や真の感情の価値が失われる可能性がある。仮想現実での経験や、薬による感情の調整が常態化することで、現実の世界での人間関係や感情の深さが薄れてしまうかもしれない。また、人々は自分の身体や感情に過度に依存することなく、外部の技術や薬物に頼る生活を送るようになり、真の自分を見失うリスクが高まる。

現在においてもSNSの台頭により、自我をなくしてしまっている現代人は非常に多くいます。安直に言うとそれがより一層深刻化するイメージですね。。

苦しさや暇を求めるようになる人が増える


そうすると反対に不自由な体に自分の生命を入れたくなることが予測されます。もしそこまで辿り着くことができれば、世の中は更に多元的になります。

体を持たないような「人」が出てくるかもしれない

もはや、体を持たない「人」とというのは現代で言うと「人」として定義できないかもしれないですが、このような人たちは実際に出てくるかもしれません。(技術が更に進歩すれば。。。もっと)

シナリオ1 : バーチャルリアル体験

30年後、人々の欲望を満たす主な方法は、高度に発展したバーチャルリアルティ技術を使用することです。このテクノロジーは、現実の物理的な制約を超えて、任意の場所、時間、またはシチュエーションを体験することができます。たとえば、過去の時代や未来の世界を訪れる、異星の文明と交流する、または完全に創造的な幻想の世界を探索することができます。人々は、現実のストレスや問題から逃れ、心の底から欲するものを体験することで、心の平和や満足を得ています。

シナリオ2 : 共感共有ネットワーク

技術の進歩により、人々は自分の感情や経験を直接共有することができるようになりました。この「共感共有ネットワーク」を使用すると、他の人の経験や感情を直接感じることができます。例えば、ある人が美しい風景を見たり、美味しい食事を楽しんだりしたとき、その感動や喜びをリアルタイムで共有することができます。このネットワークを通じて、人々は他者との深いつながりを感じ、孤独や隔離の感覚を減少させることができます。欲望の満足は、他者との経験の共有という形で実現されています。

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