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アイビーカンパニー代表の辻岡浩司です!

みなさん、こんにちは。
株式会社アイビーカンパニー代表の辻岡浩司と申します。

この度、私、辻岡がインタビューを受けましたので、その内容をご紹介しようと思います。私個人に関しての生い立ちや価値観についてをお話しさせていただいておりますので、ぜひご覧ください。感想もいただけたら嬉しいです!


▶︎これまでの経歴や生い立ち

ー名前の由来は広島カープ

「浩司」という名前の由来は、広島カープの山本浩二選手から名付けたみたいです。父親が野球が大好きだったこと、母親の旧姓が山本だったという理由だと聞いた事があります。ちなみに弟の名前は「しげはる」で、戦国の武将である竹中重治(通称:竹中半兵衛)が由来だそうです。
両親に一度しか名前の由来を尋ねたことがないので、本当かどうか、定かではないですが。笑

幼少期

ー広島カープが好きな理由

私自身の名前の由来に通じているという事もあり、日本の野球チームの中では広島カープが好きです。

ただ、一番好きな理由としては「基本お金がない」ところです。そのことのどこが良いかというと、お金がないため強豪選手を引き抜きできない。だから、練習や育成でチームを強くしようとするところです。
ドミニカのカープアカデミーも、いち早く海外に目をつけて野球学校を設立し、自前で選手を発掘・育成する仕組みを構築した。こうした広島カープの姿勢に感銘を受けています。

ー大阪生まれ・大阪育ち、バイト三昧の学生時代

生まれも育ちも大阪です。生まれは吹田市、小学校4年生から茨木市に。高校は関西大倉高等学校、大学は関西大学の法学部を卒業しました。

日本の大学は、卒業するよりも入学するまでの方が大変だと感じており、「賢い大学に入学さえできれば良い!」という考えを持っていたため、私としては、入学した時点ですべての目的を達成してしまいました。大学入学と同時に完全燃焼状態に。笑

ほぼ大学には行かず、車購入の為にバイト三昧の生活を送っていました。案の定、大学4年生の時に単位が足りない状況に…。学校の先生や周りの援助のおかげで、なんとか無事に4年間で卒業することが出来ました。

そんなバイト三昧の日々でしたが、その時の経験が今の自分に活きているとも思っています。経験したアルバイトは、ホテルの配膳、警備、倉庫業の人材派遣など。そこで、マネジメント力や現場をみる力など、周囲を見ることの大切さを学んだと感じています。

▶︎大学卒業〜アイビーカンパニーに入社するまで

ー警察官を目指すも不合格、谷川からの誘い

バイト三昧の学生生活を経て、就職活動もろくにせず大学を卒業。フリーター生活をしてました。

ただ、実は警察官になりたいという夢がありました。子供心に「正義=警察官」というイメージがあって。昔から刑事ドラマも好きで、憧れがあった。その為、フリーターをしながら公務員試験を受ける事に。5年間で計10回の試験を受けました。

そして、10回目の試験が落ちたのと同時期に、谷川(現:当社専務取締役)より声をかけてもらったのが現社に入ったキッカケです。「物流会社を始めようと思う。関西の面倒を手伝ってくれないか?」と。

当時、私は倉庫業の人材派遣の仕事をしており、谷川とはそこで繋がりがありました。公務員試験に落ち続けて肩身が狭くなっていたという事もあり、仕事を手伝う事に。

▶︎経営者としてのエピソード

ー経営者になったのは「役割」だった

仕事の手伝いを始めて数年経った頃、当時の社長より「新たな会社を設立する事にした。谷川か辻岡に社長を任せたい。」と依頼を受けました。

本来ならば、年次の長い谷川が社長になる流れでしたが、谷川は経営に興味がないとのことで、”名前を貸す”という感覚で私が社長を引き受けることに。最初は役割として経営者になりました。そこから、「アイビーカンパニー」と「経営者」という私の人生がスタートしました。

私の父親が商売をして失敗したことがあり、私自身も本音は経営者にはなりたくなかった。なので、今でも谷川が経営者になるべきだと思っています。笑

ー特殊な経緯で経営者になったからこそ、得られているもの

私の中では、今でも「雇われ社長」の意識があります。あくまで「会社はお預かりしているもの」という意識が非常に強い。

そのことは、一番にお金の使い方に出ていると感じています。

経営者だからといって、会社のお金と個人のお金を重ねて使用してしまう事もない、奢りが出て自分がブレてしまうという事もなく、現在まで過ごせている。これは、特殊な立ち位置だからこそ成り立っていると感じています。

また、谷川を含めた役員の「役割分担」がしっかりできている。私自身は、社長という「役割」がある。社長にしかできないことがあります。現場における実務などの詳しいことは分からなかったため、変に口をはさむこともなかった。それが会社の成長にも繋がったと思っています。

ー苦労したこと

「役割」として引き受けたため、明確な方針が示しきれず、何をするにしても決断力がない状態でした。トップダウンが必要なシーンにおいても、バシッと決断ができなかったり…。いまだに決断力がないな、と感じることもあります。

ー谷川さん(現:当社専務取締役)との違い

谷川との相違点は「心配性か否か」。私は比較的心配性なのですが、谷川はそうでない。こちらが深刻な状況の時に谷川がヘラヘラしている姿を見ると腹が立ちます。笑

もうひとつの相違点は「利益に対する考え方」です。谷川は、私以上に「還元型思考」が強く、私は先々のことを考えて「もらえる時はもらっとけ思考」が強い。

一方で、共通点は「有言実行」。2人ともにやると言ったことはやる。そんな共通点や違いがありますが、なぜか谷川はずっと私のことを好きでいてくれています。笑

ー 理想の社長像は「水戸黄門」

理想の社長像のイメージは「水戸黄門」。”普段は正体を隠しているけれど、実はすごい人”という存在が理想です。
相手によって態度を変える人が苦手なので、普通の人のフリをして相手を観察したりもしています。いかにも社長っぽいのは好きじゃないです。

理想と反するイメージとしては「やりがい詐欺」です。”やりがい”という名の下に、社員を安い給料でコキ使い、自分は豪遊・贅沢をするような社長。
頑張ったことが報われる社会・公平公正であるべき、というのが私の考えです。私個人が社会を変えるまでには及ばずとも、少なくとも、自身の会社はそう在るべきだという考えの元、日々努めております。

ー 理想のリーダー像は「有言実行」

ずばり、有言実行です。言った以上は必ずやる、出来ない事は言わない。
特に、人が絡むことは約束を守ると決めています。会食などのお酒の場は全力で参加する。そうでないと、相手に対して失礼だという考えです。

一方で、他人に対しては、1回目のミスは許すと決めています。ただし、2度目はない。
基本的に「自分に課題がある」という思考のため、自分に原因はなかったか?という視点で物事を捉えて考えています。

▶︎お金に対する価値観

ーお金がないと心がすさむ

お金がないと心がすさむ、お金と心の余裕は比例する、と思っています。自分に余裕がないと、周りに目を向けることも難しくなる。

お金が全てだと言いたい訳ではないけれど、何をするにしてもお金がかかるのが事実。周りの人を喜ばせようと思っても、お金が必要になってくる。大抵のことはお金で解決する。

だから、「お金は要らない」という考えは持つべきではないと思っています。人を押し除けたり、不正をしてまで自分が得ようとかではなく、正当に稼ぐ必要がある、というのが私の考えです。

ーお金を”どう使うか”が大事

そして、お金を持ったら、そのお金をどう使うか(=どう還元させていくか)が大事だと思っています。

私自身の役割としての給与は、綺麗事一切なしで「もらうものは貰う」というスタンスです。
その還元として、社員へ決算賞与を出す。そのために評価制度も制定しています。お客様など、ステークホルダーに対しての還元も考えます。

また、会社のお金は「誰にでも説明できる状態で使う必要がある」と思っています。
例えば、会食費用は、取引先と関係性があると対応力が上がるため必要経費と考えています。社員からみたら全てが納得いくものではないかもしれないですが、公平公正の姿勢を貫いています。

▶︎最後に


いかがでしたでしょうか?この記事を通して少しでもアイビーカンパニーに興味を持っていただいたり、共感してもらえたら嬉しいです。
次の記事では、私が経営してる会社について、想いや将来について語りましたので、ぜひそちらもご覧ください!
◆会社紹介記事はこちらです。