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鍵はSoul(火水=カミ)と強く結びついているかどうか。カミを宿す器たち。-風の時代の他3エレメントの使い方考察・地のエレメント編-

占星術やスピリチュアルにほんの少しでも興味がある方ならまず避けては通ってないだろうワード【風の時代】についての考察です。グレート・コンジャンクションとは...?についてはもう名だたる先生方が各種記事にまとめてらっしゃいますので割愛いたしますが(仕組みや一体なのかはググってみてね!)大型天体である木星と土星の20年ぶりの急接近であり、今回「土(地)の時代から風の時代になる!」と騒がれているのはミューテーション(エレメントの移動)があるからなんですね。今まで200年ほどこのグレート・コンジャンクション(木星と土星の最接近)は地のエレメントで起こっていたのですが、今回2020年12月22日のグレート・コンジャンクションを機に軸が「風のエレメント」に移ります(ミューテーション)。本noteではこの風の時代を残り3つのエレメントである火・地・水のエレメント視点から風を考察します。

紙はいまも"神"のものなのか?

小学校の時に「紙は昔高価なものだった」と教わった記憶がある。お上、そして神に近い存在ほど紙という存在の使用をゆるされたのだと。そう教わった。

紙は主に樹木、自然界の素材から作られる。アニメでキングダムを見ていても、現代における紙の代わりとなるものは木の巻物だ。そこには戦に重要な作戦が書いてあったり、同盟国への重要なお願いだったり、時に敵国への果たし状だったりする。一国の運命を決める文言がその紙の巻物には書いてあって、それは決して量産されるものじゃない。文字を書ける者も読める者もほんの一部のものだけだった。

最も、現代だったらタブレットで予定を打ち込み、クラウドで予定を共有する。そこで全てが完了している。※ように見えるだけで、重要なことが末端まで伝わってないことは多々あるが...。

人間の"伝達”の範囲は、技術の普及により安価に紙を作れるようになったことそしてインターネットによって大幅に広くなったが、大事なことと一緒に別に大事じゃないことも伝わりやすくなった

現代の紙に、神は今も宿っているのだろうか?


正直ネットがでてきた段階でほぼほぼ「紙に印刷する」という行為自体代替が可能である。通帳やはんこ文化が消滅しようとしているのもその流れだし、請求書だってコロナが起こってSTAY HOMEとなり2020年になったら自身のお取引先さまのご請求書は全てデータでOKになった。ネット上で完了させようと思えば、出来ることが実はほとんどである。

形(物質)に落とし込まなくてOKなものは落とし込まなくていいか。

そう考える人が格段に増えたのではなかろうか。


縄文人はなぜ縄文土器や土偶を作っていたか?

風の時代における地のエレメントは、変化を余儀なくされているのではなくて【淘汰】されていく

本来形あるものはSoulと意味があってその形を成していたはずなんだけど、Soulもなければ大した意味もないものも増えすぎてしまった。淘汰は時代変革の過程では仕方がない...そのまま淘汰されるか、もしくは変'容'するか。

縄文土器を皆さんご存知だろう。あのうねうねした形。独特の文様である。昨年野尻湖のナウマンゾウ博物館に行ったのだけど、そこには縄文時代の土偶の展示もあって、その土偶は妊娠した女性を思わせるシェイプをしていた。

特に実用性はないが、その妊婦を思わせる形の土偶には「五穀豊穣子孫繁栄の祈りを縄文人は込めていたとされる」とあった。当時の人間の切実な想いSoulが詰まっているのである。

器や人形(地のエレメント)はそもそも願いの依代であり、最初に強いSoul(火エレ)(水エレ)がないと作られなかった。そしてそもそも技術がなかったから量産できなかったはずなのだけど、技術(風エレ)が急に発展してきたことで、量産が可能になった。

そしてカミ(火水)のない器も、世界にあふれるようになったのである。


地エレ的物事はそもそも高価であるという地点まで戻る

物が量産されることによって、人は物への感謝を失った

食糧難に悩まされている国がある一方で、先進国のフードロス事情はひどかったり、服は大量に捨てられていたりする。

機器もまだまだ使えるのにも関わらず、最新機種が出たら乗り換える。

愛着を持っていないからこそ、捨てることが出来る。愛着が湧く衝動みたいなものも、もしかしたら忘れちゃってるのかもしれない。

地エレメントの管轄のことは、一朝一夕では成り立たない

家具一個作るのだって材料と技術と時間が要るし、野菜だってコピペで同じものが作れるわけじゃない。着物だって何代にも渡って継承されるもの。

時間がかかる。手間がかかる。維持費だってかかる。そしてそのために、高価である

地エレメント的出来事は無理に変化するんじゃなくて、本当にそこにSoulカミが宿っているのならば「Soulカミが宿っているんです」という誇りを取り戻すことが大事なんじゃないだろうか。

変容せずに生きた化石のままでいるのもいいけど、変容したらもっと確かなカミを持っている地エレ的物事は、もっと面白いことになるのではないだろうか。

そこは風の時代の力を使ってうまくアレンジしたり見せ方を工夫するだけでいい。自分の細胞そのものを否定する必要はない。自分の細胞を使いつつ、上手に変容する







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