第19回(2020年度)のIVR専門医試験の解答・解説を作成しました。
問題用紙は日本IVR学会Webサイト(https://www.jsir.or.jp/docter_test/oldtest/)からダウンロードしてください。
初版なので間違いがあると思います。適宜修正していきます。
解答 (c)
頻出問題。
解答 (d)
最大皮膚線量が3Gyを超えた手技では10-14日後に再診察を行う。
解答 (b)
拡大透視では照射線量は増加し患者の(単位面積あたりの)皮膚線量は増加する。照射面積が減るので術者被曝は大きく変わらない。
解答(c), (e)
a.× 血小板減少と血栓が主体。
b.× HIT治療薬としてはアルガトロバンのみ承認。
c.○ 遅延型は中止後数週間後にも発症する。
d.× I型はHIT抗体は関係ない。なお治療も必要ない。
e.○ 急速発症型では過去3 ヵ月以内のヘパリン使用歴がある。
解答 (b)
通常ヘパリン1000単位に対して10-15mgのプロタミンで中和する。ヘパリンの半減期は1時間程度。ヘパリン6000単位の投与後1半減期後で3000単位に対して30-45mgが適正。