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各党の政策 〜どう調べればいいの?〜

きたる10月31日は衆議院選挙の開票日です。

皆さんはだれに投票するか決めたましたか?まだ決めていない方は何を基準に投票先を選びますか?基準は色々ありますが、政策で決める方も多いのではないでしょうか。

今や多くの人や団体が政策をまとめていたりします。だからこそ、この記事では各党の政策に絞り、どのように政策を調べればいいのかについてご紹介していきます。

1. 政党のHP

政党はHPで政策を公表しています。公開方法も様々でPDFをダウンロードするところやクリックするだけで見れるところもあります。

自民党はキーワードで検索でき、例えば「新型コロナ対策」を選ぶとそれに関連した政策を確認することができるようになっているのです。


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(自由民主党のHPより)

立憲民主党はPolicyごとにまとめているだけでなく、音声でも公開しており、より多くの人に政策を届けようとしています。


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(立憲民主党のHPより)

公明党 マニフェスト

国民民主党 政策

日本共産党 総選挙政策

日本維新の会 政策提言 維新八策 2021

れいわ新選組 マニフェスト 

NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で 基本政策

もちろん、この言葉がどのような文脈で使われているかなどを確認するには原文である各党の政策集を確認した方が良いのですが、ページ数、項目ともに多いので読みやすいとは言えません。ではどうすれば良いのでしょうか?

2. マスメディアのサイトや記事

テレビ、新聞などのマスメディアも選挙に備えて情報発信しています。

まずはNHK

政党の政策だけでなく、候補者にもアンケートを行なっているので各候補者の考えを知ることができるサイトです。


どの新聞会社も衆議院選挙に備えて情報を発信しています。新聞の発行部数が落ち込んでいる今、新聞社はデジタル化を強化しておりデータのビジュアライズ化を進めています。

例えば読売新聞は演説でワードの頻度を可視化しています。

日経新聞は「衆院選のしくみ」で選挙の仕組みやデータなどをイラストとともに紹介しているので見やすく、気軽に選挙について学ぶことができます。


朝日新聞は東京大学谷口研究所とともに候補者に調査を行い、各候補の政策へのスタンスを比較できるようになってます。SNSにも投稿できるので面白い。


また質問に答えていくと、自分の考えとどれくらい政党の政策がマッチするかがわかるサイトを公開中。

毎日新聞も「えらぼーと2021」を公開し、候補者に送った質問と同じものを回答することで自分の考えと一致する候補者と政党がわかるようになっている。


衆院選に関する記事は無料で読むことができるので、有料会員でなくとも情報収集することはできる。しかし、記事に候補者や政策を深堀しているものは有料会員限定のもあるので注意が必要。

3. 市民団体が公開しているもの

今回の衆議院選挙でも多くの団体が投票を呼びかけており、学生団体、NPO、市民団体などなどが発信しているのでコンテンツが飽和状態になっています。その中からいいなと思ったものをシェアします。

まずは「みんなの未来を選ぶためのチェックリスト-衆議院選挙2021-」

これは有志が集まって国政政党に質問状を送り、その回答をHP、SNSで公開。特にインスタグラムのアカウントは短期間でフォロワー1.1万人!

コロナ対策から税制改革、同性婚、入管問題など19種の質問項目に分かれています。気になっている政策を見つけて、各政党の主張を比較するといいでしょう。

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(みんなの未来を選ぶためのチェックリスト-衆議院選挙2021- より)

もう一つはJAPAN CHOICE。

ivoteとも関係が深いMielkaが運営しているサイト。

投票ナビでは16個の質問に答えると自分の意見に近い政党をマッチングすることができます。

優れているところは、「この争点を重視する」と選ぶことができることです。人によって重視しているものは異なっているため、このように政策に重みをつけることができるのはより正確に自分の考えに近い政党をみつけだすことができるのではないでしょうか。

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(JAPAN CHOICEのHPより)


終わりに

衆議院選挙とあって多くの人が情報発信しています。そして中には誤った情報を含んだものもあります(ivoteの発信も完全に正しいものとは言えないかもしれない)。大切なのはなるべく多くの情報源を確認することです。誤った情報によって騙されないように選挙期間は特に注意していきましょう!

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