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キャンプギア紹介② ランタン編

みなさんこんにちは。バーチャルヤマナシVtuberの出羽イヴァンカです。


梅雨入りし、夏も近づき私にとってはキャンプのオフシーズンが近づいてきました。人も虫もいないにこしたことはないですね。

それはさておき。今回の記事は前回に引き続き、私が使っているキャンプギア紹介をしていきたいと思います。


前回はテントをご紹介しましたが、今回は何を紹介しましょうか……椅子、マット、寝袋、テーブル、バーナー、クッカー……むずかしい!

三週間くらい悩みましたが、今回は比較的安価で複数個あっても困らない、キャンプ用ランタン、ライトをご紹介したいと思います。あまり高価なものはありませんので、これから始める方も是非ご参照ください。ご参考になれば幸いです。


はじめに

皆さんはランタンと言えばどんなものをイメージしますか?キャンプを始める前の私は、電池式であれば単3や単2乾電池を用いる、重くて頑丈なランタンをイメージしていました。

最初に私が購入したランタンも単2電池で稼働するペットボトルサイズのものでした。この手のタイプのものは頑丈で安価、利点はたくさんありますがやはりかさばるし重いですね……

また、おしゃキャンパーの間ではオイルランタンやガソリンランタンなど、本物の火を用いるおしゃれなランタンも流行っていますね。あれも大変良いものです。

それはさておき。今回私が紹介する5つのランタンはすべて小型軽量、充電式バッテリー駆動タイプのランタンになります。より軽く……より明るく……!

今回紹介したランタンたち 左端のメンソレータムはサイズ参照用

ちなみにランタンの輝度はlm(ルーメン)で表されます。参考ですが、一般的な蛍光灯が1本2500ルーメン程度だと言われていますね。

今回紹介するランタンにはグラムとルーメン、メーカー価格を記載しました。良ければそちらもご参考にどうぞ。


1・Goalzero Lighthouse Micro /Lighthouse Micro Flash

定価:約4300円
最大輝度 ランタン:150lm フラッシュライト:120lm
重量:約68g

一つ目は大人気のゴールゼロ。Flashは先端にフラッシュライトがついている商品になります。

私は持っていませんが、同型商品にはLighthouse Microにモバイルバッテリー機能を付加した商品も販売されています。

昨今は人気大爆発でなかなか手に入りにくいそうです。インターネットでもプレミア価格で販売されているのを見かけます。

裏技、というほどのものでもありませんが私は北米アマゾンで購入しました。日本にお住いの皆さんは送料がかかりますので複数購入等、工夫すると楽に手に入るかも?

ゴールゼロのメリットは明るさ、そして小ささと軽さでしょうか。

ゴールゼロは最大輝度が150lm、カタログスペックと実際に使用して感じる明るさは若干異なるように感じますね。ゴールゼロは非常に眩しく、遠くから見ても明らかに明るいです。
何かしら囲いを設けないと他のサイトに迷惑かも……と感じるレベルですね。
ちなみにサードパーティのメーカーから後付式のランタンシェードが販売されていますので気になる方は合わせて使うと良いかもしれません。

次に小ささと軽さ。大きさは手に余裕で収まるサイズ、重量も約68gとかなり軽量です。私はカラビナにゴールゼロを3つ取り付け、ザックなどに外付けして使っています。もっと軽いランタンもこの後ご紹介しますが、バッテリー持ちとトレードオフなので一晩使うならこのくらいがちょうどよいかな~と思います。

ゴールゼロをはじめとするUL(ウルトラライト)ランタンの便利な点は、取り付ける場所を選ばない点が挙げられます。ゴールゼロには上部にフックなどに引っ掛けられる金具がついていますので、タープに縫い付けられたベルト、テントの中のランタンフック、バイクや自転車など、重量級のランタンでは重さに負けてしまう箇所にも取り付け可能な点が大変便利です。

また、ゴールゼロの個人的なお気に入りポイントとしては底部にUSBコネクタが直接取り付けられているところです。モバイルバッテリーや充電器などに直接差し込んで充電できますので、ケーブルなどに煩わされることがない点がお気に入りポイントですね!

これがとても便利


2 LED LENSER ml4

定価:約5000円
最大輝度 通常使用:150lm ブースト時:300lm 
重量:約71g0

こちらもスペック的にはゴールゼロとほぼ同等、ネットなどではライバル品としてしばし挙げられていますね。

寒色タイプと暖色タイプの二種類が販売されています。私が持っているのは暖色タイプです。

ゴールゼロと同様のメリットを多く持つランタンですが、比較して異なる点をいくつか挙げるとすれば、
・バッテリーのタイプが異なる
・ゴールゼロに比べて明かりが目に優しい
・本体にカラビナが内蔵されている
・手に入りやすい

このあたりの点でしょうか。最後の点が最大にして最高のメリットかもしれませんね……一つずつ詳しく触れていきますね! 

・バッテリーのタイプが異なる

レッドレンザーのバッテリーは内蔵型充電池を用いる形式となっています。この充電池は単3電池と同形状であり、互換性があるため非常時には市販の電池に交換することで電池切れの際真っ暗な一夜を過ごすリスクを軽減することができます。これは今回紹介するランタンの中で唯一の特徴ですね。ただデメリットとして充電ケーブルが独自のタイプのものになりますので、紛失のリスクが高い点が挙げられます。

分解するとこんな感じです


・ゴールゼロに比べて明かりが目に優しい

ゴールゼロとレッドレンザーを点灯状態で並べると、明るさが大きく異なることがわかります。ゴールゼロの明かりは強烈なLEDの光が直接目に飛び込んでくる眩しさですが、レッドレンザーは少し分散した光になりますので、直接見てもあまり眩しくないです。メインの明かりとしては力不足に感じる時もありますが、テントの中に吊り下げた時など、ゴールゼロでは眩しすぎる場合に重宝します。
また、レッドレンザーは横に光が伸びるように作られていますので、机や床などに置いた際、ゴールゼロよりも周囲が明るくなります。


・本体にカラビナが内蔵されている

地味に重要なポイント!ゴールゼロは上部に金具はついていますが、カラビナではないのでぶら下げるためにはもう一つ何かしらのフックを介する必要があります。レッドレンザーは上部にカラビナのフックがついていますので単独で吊り下げることが可能です。ここが意外とうれしいところですね~

・手に入りやすい

これも重要!ゴールゼロはかなりの人気商品になりますので、定価は安いのですが実店舗で見ることはほぼなく、ネットでは倍近い価格で取引されています。(この記事を書いている現時点ではアマゾンで約7000円でした)

レッドレンザーはメーカーの規模もゴールゼロと比較してかなり大きな企業さんですので、あまり品薄になることがなく、いつでも定価で買うことができます。安定供給。うれしいですね。


 3 CARRY THE SUN ウォームライト スモール

定価:約3000円
最大輝度 強:30lm 弱:15lm 
重量:約57g

こちらはこれまでのランタンとは大きく異なる一品。ソーラー充電式ランタン!

折り紙の箱のような形のランタンで上部のソーラーパネルで充電します。
組立は上下に引っ張るだけ、畳むとめちゃくちゃ薄くなります。
非常にシンプルな構造で、耐水、耐衝撃等級もIP67(30分程度の水没に耐えうる、粉塵に対する完全な防塵性能)となっており、雨だろうとお構いなしです。

上記の二つとあまり重量に差がないように見えますが、体感では最軽量ですね。荷物の中でもほとんど存在感がありません。

メリットはなんといってもソーラー充電式であることが最大の強みです。

キャンプの準備にあたって、私が一番面倒だと日々感じているのがランタンの充電です。ULランタンは一回一回のキャンプにあたってしっかり充電しておかないとスマホの明かりで夜を明かす、惨めな一夜を過ごしかねません。ソーラータイプはその辺のストレスから完全に開放されます。設営後にその辺の日向に置いておくだけで大丈夫。ストレスフルです!最高……!

デメリットとしてはやはりパワー不足な点ですね。スモールサイズでは補助灯のレベルを出ない点は認めざるを得ません。少し大きくなりますがミディアムサイズでは強モードで100lm出るそうなので、メインなのかサブなのか、想定シチュエーションに応じて使い分けると良いでしょう。


 

4 5050 Workshop MicroLight

定価:約4000円
最大輝度 フラッシュライト:最大350lm ランタン:最大70lm 
重量:約20g

先ほど最軽量と言ったな、あれは嘘だ。

長さ6.4㎝ 重さ20g。リップクリームより小さいです。引くほど軽い。恐れ入ったなあ…… 
驚くべきことにこのサイズで最大350lmのライト、側面に70lmのランタン用LEDを備えています。
後部にはフックを取り付けられる金具と磁石、至れり尽くせりです。

また、本体にクリップが取り付けられており、キャップの鍔に挟んでヘッドライトの代わりにする使い方がよく紹介されています。 
私はシャツの襟首に挟み込んで使っていますね。大変便利です。

キーホルダーサイズの商品ですので、日常生活でもちょっとしたタイミングで活躍することもあります、一家に一台あると便利!

あとはなんとこのサイズで寒色LEDと暖色LEDを使い分けることができます。なぜここまで盛り込めたんだ……

デメリットとしては、これはもうサイズ的にしょうがないですが電池持ちはかなり不安がありますね……一晩灯し続けるとなるとかなり輝度は抑えないといけません。

後は小さい分ボタン等が押しづらい。こんなのもうしょうがないじゃん!って感じですね。あきらめましょう。


5 COBライト


定価:約1000円
最大輝度:800lm
重量:約45g

最後はこちら。最近流れが来ているCOBライトです。特定ブランドの商品ではなく、アマゾンで検索するとたくさん出てきますので好きなのを選んで大丈夫かな?
あんまり安いのは発想に時間がかかったりしますのでそこはご自分でしっかり吟味してくださいね。

激安、超軽量、しかも800lm……!?何かの冗談のような商品ですね。私も半信半疑で購入しました。わりとそのまんまのものが届いてたまげましたね。こわい!

本体にはカラビナ、磁石、角度調整可能なスタンド、三脚穴、せんぬきが装着されています。なぜ栓抜き……??


気になっている方もいるかもしれません。説明させていただくと、COBライトとはchip on boardの略称です。
従来型のLEDライトは電源などの基盤装置とLEDチップと反射板で構成されるユニットがそれぞれ別物で構成されていますが、
LEDチップを鏡面基盤に直で張り付けたタイプのものをCOBライトと呼ぶそうです。実物を見ると確かにこれまでのものとは違い、面で発光している印象を受けます。あとはLEDも従来と異なるものを使用しているため、めっちゃ眩しくできるらしいですね。詳しくはよく知りませんが……

個人的には連続使用で熱暴走しないか、電池がどの程度持つかが気になりますね。今後使っていくうちにわかると思います。


 終わりに

ということで今回は5つのランタンをご紹介しました。参考になりましたでしょうか?

個人的に一番のおすすめは?と聞かれるならば、やはりゴールゼロが一番でしょうか。時点でレッドレンザーです。

明るさと電池持ちのバランスが決め手ですね。これだけ持っていけば大丈夫というのは安心です。ただ手に入りづらい……!見つけたときは買いですね。

あとはCOBライトの今後にも期待したいです。有名メーカーが今後どういった反応をするのか、気になりますね。 

ちなみに余談ですが、個人的にはLumena2というランタンが最強ではないかと思っています。モバイルバッテリーくらいのサイズで電池容量10000mAh、最大輝度1500lm!もう蛍光灯じゃん
しかも重量280g。ネックは1万円超えの値段と品薄なところです。めっちゃほしい……ほしい…… 

それではこの辺で終わりましょうか!またしても長くなってしまいましたね。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

どこかであなたが快適な夜を過ごせますように。 

近くて遠いあなたの隣人、出羽イヴァンカでした。


 



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