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【蓮ノ空感想文】壮大なリアルタイムショー

前段:要するに言いたいことは何?

懇切丁寧なシナリオとそれに矛盾しないようにリアルタイム配信を組み込むってやべえ。しかも楽曲がおしゃれで、9人の3Dリアルタイムダンスって無茶苦茶だろ。

不信:プロジェクト発表から楽曲公開まで

あれは確か虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の京セラドーム公演の翌日だったと思う。私は神戸の異人館周辺を観光していた。そこにSNSから飛び込んできたのは「バーチャルスクールアイドル」の文字。私は、「とうとうこのときが来たか。」と思った。当時の私は、アバターによるリアルタイム配信に否定的な態度をとっていたので、楽曲が公開されるまでの長期間、このプロジェクトに対してかなりの不信感を抱いていたことは白状せざるを得ない。結果的には手のひらを返すのだが。

不安:『異次元フェス』 at 東京ドームまで

そんな不信も、最初のCDに収録されている『On your mark』を聴いて吹き飛んでしまった。「これはかっこいい。この曲を聴くために生ライブに行く価値がある」と思い、その流れでアプリをプレリリース当日にダウンロード。そしてストーリーにずっぽりハマってしまったのである。
ストーリーは地上波の枠にとらわれる必要がないので、説明不足が起きないようにじっくりと進めていった印象。その点に私もハマってしまった。
なお、ライブイベントについてであるが、豊洲PITは外れて、パシフィコ横浜は別の予定がかぶっていけなかった。初めて行ったのは六本木ヒルズのイベントである。「オールスタンディングなのにここまで平穏なイベントは珍しいな。」という感想を抱いたことを念のため記しておく。

さて、「不安」の部分であるが、周囲への広まり具合とキャストの疲労に関
してである。配信になかなか参加できない方がいたり、リアルのイベントでも活動を制限してパフォーマンスされたケースもあった。
そして、周囲への広まり具合の問題である。ラブライブ!好きでも蓮ノ空は追っかけてる方は少なかった印象なので、語り合える仲間が欲しかったのだ。その流れが変わったのは『異次元フェス』である。

驚愕:2024年4月30日まで

東京ドーム以降、蓮ノ空の注目度は確実に跳ね上がった。Spotifyの国内バイラルチャートでも一位を取ったりととんでもないことになっていた。
ストーリー配信の方も、佳境に入り怒濤の勢いで2ndツアー幕張そして104期OPENING!Fes × LIVEへと突入していった(ざっくり過ぎるだろ)。
余談だが、昨日の9人同時の3Dモデルダンスにも舌を巻いた。動くモデルが増えれば増えるほど予算・技術的に困難になると聞いたことがある。
ともあれ、このまま突き進む蓮ノ空の行く先を見届けて行きたい。

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