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にしな feeling ツアー 梅田クラブクアトロ レポ

本来見に行くはずだった友達がライブに行けなくなったとのことなので急遽代打として参加しました。せっかくライブに行くので感想やらを記録に残したいと思います。
普段にしなは聴きますが大ファンというには程遠い、ちょいファンって感じです。
そんな僕がにしな大ファン(自称)に連れられライブに行きました。

am11:00 西成で集合

ライブ前日、チケット所有者から西成集合との伝達があった。「西成でにしなライブの気運を高めよう!」とのこと。意味はよくわからないが、西成なんて一人では行かないので観光がてら時間を潰した。

駅を出るや否や異様な雰囲気

生まれてからずっと大阪で住んできたが、西成にいいイメージがない。ただこの日は平日で雨だったからか、それっぽい人にはほぼ出会わない。チャリの量はとことん多いが、想像よりは落ち着いていた。
ライブ前に行くとこなのかとは思うが、近くにあった料亭街も散歩した。散歩しただけだ。
オープンにされた玄関からは、「おにいちゃーん、こっちきてー」とフレンドリーに話しかけられる。実家のような安心感があるおばあちゃんの傍ら、際どすぎるお姉さんも話しかけてくる。
メインストリートを外れると、ルックスが少し落ち着き、おばあちゃん、いとこのママ、僕と言った年明けの親戚の集まりを彷彿とさせる安心感があった。真昼間とは言え大人の世界を垣間見た気がした。なお、スケベな友達が3週目を希望したが、制止してこのネバーランドを抜け出すことに成功した。

立派な看板がお出迎え

キューズモールでお昼を食べ、歩いて新世界へ。
ここも大阪に住んでいるのに一回も来たことがなかった。せっかくなのでスマートボールを体験した。でかいビー玉を弾き穴に入れるゲーム、店内は大盛況だったが何がおもろいのかわからず足早に撤退。結果100円負け。
雨の中難波まで歩き、地下鉄でライブ会場梅田を目指す。

模擬天守?
通天閣やで

ライブ会場到着

クラブクアトロ

今までの茶番はさておきこっからが本題。
会場は梅田クラブクアトロ。泉の広場から階段で上がったとこにある。
高校生の時によくバンドのライブに行っており来たことがあったので懐かしい気持ち。
グッズを買いに10階まで上がる。グッズの品切れに古着を欲していた友達のテンションが下がる。
ガチャでにしなに会える権利を引き当てようとするも案の定当たらず、ライブ前のちょっとした楽しみはハズレに終わった。
しかし整理番号は10番代。にしなを最前列で見れるとワクワクが止まらない。DJソーダ事件みたいに興奮して触ってしまわないか心配で仕方ない。
ついにゲートオープン。最前列を取ろうと、一直線にホールへ向かう。マラソン大会の水分補給が如く、ワンドリンクを片手に友達の背を追いかける。
開始まで約一時間。にしなの新曲を聴きライブの予習は欠かさない。

1カップ600円高級ジンジャーエールでチアーズ

ライブスタート

ステージに演者が集まりいよいよライブスタート。目の前ににしなが降臨。

さて一曲目は春一番。にしなのなかでも特に好きな一曲。アコギのアルペジオ?シーンとした会場の空気を一気ににしなのステージに変える。
出だしの歌声が綺麗で原曲と変わらんかった。
からのシャボン玉を撒き散らし東京マーブル、
謎の尻尾を掲げケダモノのフレンズとアップテンポに乗れる曲が続く。
どちらも表情だったり反応だったりが豊かでファンサービスがいいなーと感じた。細かいシャボン玉が大量に出てくる武器でファンを曲中攻撃していた。

少し飛んで真白。この曲も個人的に上位曲。
自分だけかもしれないがこっそり流れるタンバリンが好き笑
少し落ち着いた中に迫力のある歌声。初めて生で見たが、タトゥーが入ってそうな色気を感じた。知らんけど。
ラスサビあたりの真っ赤な照明が、真白のダークでありつつも情熱的な雰囲気を醸し出していた。

ちょっと飛んでワンルーム。ワンルームは音源で聴いた時、語りパートから始まり曲としてかっこよさとか爽快感は感じなかった。ただライブで聴くと語りパートから情景がスッと思い浮かぶような表現力が印象的だった。会場の人もにしなのいるワンルームが想像できたんじゃないだろうか。
サビに入ると通る声の中に哀愁があり、声でこんなに魅せることができるんだと感心した。
ライブ後に友達と感想を交わしても、ワンルームが印象的だったと同意見だった。  からの新曲?(にしなの歌にバンド隊が合わせるというスタイル。プロってすげえなと感じた一曲)、ダーリンとしんみりゾーンが続く。
この後は会場を盛り上がらせにくる。
U +で観客を沸かせ、会場の一体感がさらに強くなる。ただ合唱できるほど歌詞を覚えてライブに挑めなかったのが残念だった。
からの新曲Bugs 初めて音源を聞いた時は静かな曲だなと感じており、正直あまり耳に残らなかった。何回かは聞いたが歌詞とかメロディが出てくるまでではなかった。ただライブのバンドサウンドで聴くと印象が変わった。楽器それぞれの音が聞こえてきてめちゃくちゃ乗れる。
サビの盛り上がりはそこまで大きくないもののとにかくリズムが気持ちいい。クラブで体を動かしたくなるってこういう気持ちなんかなと感じた。クラブ行ったことないから分からんけど。

とんでラストゾーン
ヘビースモーク、青藍、1999
友達曰くこの三曲はセットで定番らしい。
ヘビーはSpotifyで音楽を聴いている時、広告でめちゃくちゃ流れてきた記憶がある。いい声だなって思ってちょくちょく聴いていたから、にしなを知ったのは結構昔だ。
1999はアルバムも曲もどっちも好きなので1999でラストを閉めるのは良かった。
アルバムの中でも自信作なんだろうなって感じたし、あの世の続きを教えてよ1999って
1999って何?って思いますよね。
ノストラダムスの大予言で、もし本当に地球が終わったらってのを考えて書いたらしいですね。スッキリした。
アンコールもサッと出てきてくれて、足が限界を迎えてた僕からしたらありがたかった。
あとMCがあんまり長くなく最低限って感じで、曲をいっぱい聴けたのも良かった。
大体グッズ紹介とかしたりするのにそれも一切言わなかったことも潔い。
にしなの色気と朗らかな感じが伝わり男女問わずにしな好きーって言うのは頷けます。

アンコールでのシュガースポット
まってましたと言わんばかりにポケットからバナナを取り出す。
このバナナを持ってくる経緯を簡単に話すと、にしな大ファンの友達に冗談で、シュガースポットでペンライトみたいにバナナ振ったらウケるんちゃうっと言ったことから。友達がそれええやんってことでバナナを持ってくことに。
この1曲でしか意味が伝わらないので、見てくれるかなーって気持ち、別に触れられなくていいからバンドメンバーが楽屋に帰った時にバナナ持ってるやついたなーて話題になってくれたら嬉しいなーって思った。
友達は少し恥ずかしそうにバナナを掲げてたので、こんな好機もうないだろうと思い、身長184cmのリーチを活かして目一杯バナナを掲げた。結果、ピアノとギターのバンドメンバーがバナナに気付いてくれ、その後のMCでバナナ持ってきてるやつがいる。しかも真っ黒wって感じで触れてもらい、会場も少し笑かすことができた?
シュガースポットはやっぱりテンションが上がる。ただ歌い出しが裏拍?なのかちょっと難しい。ライブもあと少しかあと理解しながら最後までみんなたのしもーって感じなので会場全体は最高潮に。約束なしでもまた出会える。
最後はアイニコイ。これも友達曰く定番だそう
だいぶハイテンポ。最後しんみりバラードで終わるのもいいですが、こういう曲でスッキリ終わるのもいいですね。
カメラで撮影OKでした。

最後にチェキを撮ってお客さんに3枚渡してくれた。一枚はドラムの写真
一枚は僕がいるところの写真バナナの写真?
最後はステージ中央での写真
どれも最前列右真ん中左の人に渡してた。
友達が最前でバナナを掲げたこと関係あるかわからんがチェキを貰え、単勝万馬券を握りしめるが如くチェキを眺め、その日は帰宅までチェキの話しかしなかった。
バナナ片手にこんな笑顔なんドンキーかディディコングくらいやろ。

ライブ会場でバナナと写メ撮る謎の画
にしなさまのポスト

楽曲中はにしながバナナに気付いてないっぽくて、アーティストって案外近く見てないんやーっと勉強になった。確かに学校の先生も教卓横の席はあんまり見てないって言ってたのを思い出した。それとおんなじ感じなんかな?
でも終演後にxでバナナの話をしていたので友達もすごい喜んでた。

以上にしなライブに初めて行ったのですが、めっちゃ楽しかった。MCが少ない人かはわからないけど、いっぱい曲歌ってくれて曲が好きな僕からしたら大満足でした。もちろんにしな自体の魅力もふんだんに感じました。
1999、春一番、真白最高!
帰ってからもにしなの曲をループしています。だいぶ魅了されたなー。

帰り道に梅田で路上ライブしていたアシェリーって方が上手くてダイヤの原石を見つけた感じ。めっちゃ歌うまくて英語できてタフガール。にしなとともにアシェリーちゃんも推していくぜ。

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