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冷静さを欠いた映画レビュー

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冷静さのかけらもない、感情にまかせた映画レビューをちょいちょい書いています。
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2019年9月の記事一覧

2Dこそ正義! ---「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」IMAX版 レビュー

ボヘミアン・ラプソディー ブレードランナー ファイナルカット版 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド この3本は最近IMAX2D版で鑑賞しました。いやあ、素晴らしいですねえ、3Dじゃない方のIMAX!画面デカい!音がいい!メガネいらない!もう最高。特に先日見たワンハリ、私の中ではオールタイム・ベストに近いくらいの大感動でした。タランティーノすげぇな。 最近のシネコンは話題作以外となるとほんとに小さな部屋でしか上映してくれないので映画館で映画を観ているという実感にと

「知りたい」は愛に勝るか。--- 映画「未知との遭遇」レビュー

午前十時の映画祭にて、久しぶりに劇場で「未知との遭遇」を見ることができました。 「あなたは何か一つの事に夢中になると、周りの事が一切目に入らなくなってしまう。あなたはそれで良いのかもしれないけれど、周りにいる人は迷惑してるってことも考えて。」 これは私がよく家内に言われる台詞です。私はそんな自分の欠点に30歳近くになってうっすらと気付き初めていたので、それを私にきっちり指摘してくれた女性にカミさんになってもらいました。 「未知との遭遇」の主人公ロイ・ニアリーも、元々そん