本の世界の旅人、友だちと再会。
久しぶりに時間ができたので、ふらりと本屋さんに寄った。地元にいるときは、1時間に2本しかないバスの待ち時間に本屋へよく寄った。買うためじゃなく、ただ置いてある本を眺め、たまに手に取るだけ。それだけで、なんか日頃のストレスがふっと軽くなる。
本が好きだ。目を引く装丁、文庫の裏のあらすじ、ペラペラとめくる感覚、文字の詰まり具合、新書の紙の匂い。
その本がたくさんある本屋さん、図書館も好きだ。分類分けされた棚。背表紙の文字だけをたどるのも、なんだか気になった本を手に取って