オールカマー 枠順決定!全頭診断 予想

秋競馬も早3週目、ここまでみなさん馬券の調子はいかがでしょうか?
筆者はnoteを書き始めてから取り上げたレースすべて外す偉業を成し遂げています。(もはや書く意味あるんでしょうか。)
当日ササっと30分ぐらい予想したローズS当ててなんとか食いつないではいますが、なんだかモヤモヤです。第六感を研ぎ澄ます予想法もいいですが、やっぱりしっかりした根拠のもとで予想して当てていきたい・・・!

今週はオールカマー。そして神戸新聞杯。
この記事ではオールカマーについて書いていきます。
豪華メンバーが揃うこのレース、ばっちり的中させてGⅠに備えていきましょう!


レース、コース傾向


中山 芝2200m

コース傾向

正面スタンド前の直線右端からスタート。
コーナーは4つだが緩やか。最初の1コーナー目まで長いのでどの枠順でもハナは取れる。
最後の直線は短いので3コーナーと4コーナー中間あたりからペースは上がってくる。逃げ先行有利。
ゴール前急坂あるのでスタミナ、パワーのない馬は厳しい。

レース傾向

・前走GⅢ組が意外と優秀。【4.2.1.45】さらに、前走5番人気以上だと【4.2.1.18】6番人気以下だと【0.0.0.26】と成績がわかりやすいぐらい二分化されている。
前走GⅢ5番人気以内:アラタ、エヒト、マリアエレーナ、ローシャムパーク
・中山の直線の短さからして4コーナー9番手以下の追い込み馬はほぼ馬券内に来ていない。
・中3週以内で出走すると【0.0.0.21】と全く馬券内に来ていないが、今回は該当馬なし。
・枠順でいうと7枠、8枠は成績が悪く、内枠側の成績がいい。

全頭診断

S評価

13番🐎ローシャムパーク🐎
前走函館記念は外差し有利なTBの中で道中は中団から。4コーナーで大外回しつつも突き抜けて1着。TBを味方につけ、メンバーレベルもあまり高くなかったため、評価が難しい。
前々走むらさき賞は出遅れから後方待機。スローペースと展開向かなかった中で直線抜け出して1着。評価できる勝ち方。
セントライト記念ではガイアフォース、アスクビクターモアに0.5秒差の3着と実力は本物。今回はS評価です。
【好走材料】
・前走GⅢ組で5番人気以上。
・中山巧者、馬券外だった1戦は重馬場と度外視できる。
・右回りも得意。
・ルメール騎手の中山複勝率50%越え
・最終追切〇
【凡走材料】
・距離適性的には2200がギリギリだと思うので外枠に入って距離ロスがあるようだと厳しいか。
・GⅠ馬多数の今回のメンバーレベルの中で今まで通りの競馬ができるか。

2番🐎タイトルホルダー🐎
前走天皇賞春は4コーナー回る前で跛行によって競争中止。
前々走日経賞は斤量59kgながら不良馬場も味方につけ、メンバーレベルの低さも相まって逃げ馬ながら上り最速をマークして1着。
3走前の有馬記念は直線で失速し、9着。外差し有利な馬場傾向、凱旋門帰りの状態の悪さもあったので度外視してよし。
状態さえよければこのメンバーの中で実績、実力共に最上位のため、S評価とします。個人的にも好きな馬です。この冬は復活してほしいですね。
【好走材料】
・脚質的にも中山は向く。実績も充分あり。
・鞍上ケガによって乗り代わりも懸念されたが継続騎乗決定。
・逃げ馬も他におらず、単騎で逃げられそう。
・巷では調教があまり良くない評価を受けてますが、個人的にはしっかり走れているように見えます。
・枠も逃げるには絶好枠。
【凡走材料】
・休み明け5か月。

A評価

10番🐎エヒト🐎
前走小倉記念は出遅れながらも先行。ハンデ戦の中で58kgの斤量を背負いながら直線抜け出して1着。先行有利な馬場というのもあり、展開も向いた。
前々走七夕賞は後方待機したものの直線で前に詰まって8着。海外帰りということもあり、そこまで評価を下げなくても良さそう。
前走のように先行策から直線抜け出すような競馬ができればこのメンツの中でも充分善戦できると判断して現時点ではA評価です。
【好走材料】
・前走GⅢ組で5番人気以内。
・前走よりも斤量1kg減。
・中山でもGⅡで好走歴あり。
【凡走材料】
・鞍上乗り代わり。
・メンバーレベルは上がる点。
・最終追切△

7番🐎ガイアフォース🐎
前走安田記念は差し有利な馬場で中段から足を延ばして4着。勝ち馬ソングラインと0.2秒差と力の差はほぼなさそう。
前々走マイラーズCは初マイルながら2着。差し有利な馬場と脚質が向いたこともあるが、大幅な距離短縮にも対応できる能力の高さを証明。
今回は再度2200mに挑戦、休み明けと不安要素はあるものの、持っている能力は確かなものがあるのでA評価とします。
【好走材料】
・右回り得意。
・高速馬場にも対応可能。
・近走よりも1kg軽い斤量。
・最終追切〇
【凡走材料】
・600m距離延長。
・休み明け4か月。天皇賞秋を目指してるこの馬にとっては今走は叩き感は否めない。

6番🐎ジェラルディーナ🐎
前走宝塚記念は出遅れた分道中で脚を使って直線もうひと伸びなく、4着。
前々走QE2世Cは6着。スローペースの中で展開も向かず、負けたもののそこまで評価は下げなくていいか。
近走は馬券内来ていないものの能力は充分。昨年勝ったこのレースで巻き返しも期待してA評価です。
【好走材料】
・中山では強いメンバー相手に好走。
・良馬場でも強いが、馬場が渋ったりタフな展開になるとなお期待できる。
【凡走材料】
・休み明け3か月。
・鞍上乗り代わり。調教では前から乗っているようなのでさほど問題ないか。
・出遅れ癖あり。
・最終追切△

5番🐎アラタ🐎
前走函館記念は差し有利な馬場の中で後方から競馬をし、脚質が向いた中で9着。勝ち馬とは0.6秒差とはいえあまり評価できる内容ではなかった。
前々走巴賞は内枠から前目につけて1着。非根幹距離が得意なこの馬にとってはコース適正、枠を味方につけた勝利と言える。
前でも後ろでも競馬できるが、コース的にも先行有利なので内枠引ければ評価を上げたい一頭です。
【好走材料】
・非根幹距離で連対外したことなし。
・前走GⅢ組で5番人気以内
・前走より1kg減。
・最終追切〇
・内枠引けたのはプラス
【凡走材料】
・鞍上乗り代わり。
・メンバーレベルが格段にレベルアップ

B評価

3番🐎アサマノイタズラ🐎
前走関越Sは1年ぶりの出走もあって16着。セントライト記念勝ち馬と実績はあるため、叩き2走目となる今回は馬券内の可能性は充分あると予想。
【好走材料】
・叩き2走目。
・セントライト記念勝ち馬など、中山コースと相性よし。
【凡走材料】
・1年の休養明け、まだレース感覚が戻っていない可能性もあり。
・内枠に入ってしまったのはマイナス。
・最終追切微妙。

8番🐎ゼッフィーロ🐎
前走目黒記念は最内枠から後方待機の競馬、直線で外に持ち出して距離ロスもあったものの上り最速を記録して4着と不利がありながら評価できる内容。
前々走メトロポリタンSでは後方から競馬をして3着。外差し有利とはいえ、勝ち馬との差もなく、長い直線コースの東京を味方につけたレース。
近走は上り最速を出し続けているものの今回は直線も短く、あまり後ろにつけすぎると届かない展開になりそうなのでここは割引してB評価です。
【好走材料】
・ディープ産駒は相性よし。
・これまで掲示板外なしと安定した成績。大崩れはなさそう。
・最終追切〇
【凡走材料】
・メンバーレベルはこれまでよりも格段にレベルアップ。
・鞍上乗り代わり。
・休み明け4か月。

11番🐎ノースブリッジ🐎
前走大阪杯は中団につけて直線でインを突いたものの若干前にも詰まりつつ8着。高いメンバーレベルの中で勝ち馬と0.7秒差と負けたものの内容はそこまで悪くなかったように思える。
前々走AJCCは先行して4コーナーで先頭に立ち、そのまま逃げ切り。スローペースなのも相まって展開が向いた印象。
【好走材料】
・鞍上的にもコース、脚質的にも内枠引ければこのメンバー相手でも勝ち負け。
・中山得意。
・最終追切〇
【凡走材料】
・休み明け5か月。
・58kgの斤量背負うと好走歴なし。

C評価

9番🐎チェスナットコート🐎
地方競馬からの刺客。想定オッズは最低人気。このレースでは最高齢の9歳。
近走は地方競馬レベルでも特に好走しておらず、ここは場違い感も否めない。この馬が馬券内に来たら競馬やめます。

1番🐎ロングラン🐎
前走函館記念は特に見せ場なく15着。前々走新潟大賞典は不良馬場も影響して11着。
この馬が馬券内に来たら競馬やめます枠パート2。

4番🐎マテンロウレオ
前走札幌記念は道中急に失速してそのまま14着と大敗。叩きとしての出走だったのかもしれないが、それでも負けすぎな印象。
前々走天皇賞春は後方スタートではあったものの徐々に捲って5着と健闘。超長距離でスタミナがあることを証明した。
中山との相性の悪さもあり、今回はC評価です。
【好走材料】
・叩き2走目で上積みはありそう。
【凡走材料】
・そもそも関西方面の競馬場では好走しているが、関東ではさっぱり。中山も【0.0.0.4】と凡走を繰り返している。
・最終追切△。ちょっと重たく見える。

14番🐎マリアエレーナ🐎
前走小倉記念は前残り傾向の中で先行したものの4着。メンバーレベル的にも馬券内に残したかった。
前々走鳴尾記念も開幕週で前が止まらない状況で先行して5着。もうひと踏ん張りが効かないレースが続いており、レベルも上がるので枠が決まっていない現時点ではC評価です。
【好走材料】
・負けてはいるものの大崩れはしていないので高速馬場になりやすい今の中山には対応できそう。
・叩き2走目による上積み。
【凡走材料】
・メンバーレベルが格段に上がる点。
・鞍上乗り代わり。
・中山初出走という点と阪神で好走歴が少ない点からも急坂苦手説はある。

12番🐎ハヤヤッコ🐎
前走函館記念は58.5kgとハンデを背負いながらも外差し有利な馬場の中で内側を通って5着と評価できる内容。
前々走新潟大賞典では同じく58.5kgのハンデ。不良馬場はこの馬には追い風かと思われたが直線伸びず6着。
今週は今のところ雨が降る可能性もあるらしいので馬場が向くかもしれませんが現時点ではC評価です。
【好走材料】
・馬場が渋ればチャンスはありそう。
・斤量が近走より軽くなる点。
【凡走材料】
・前走GⅢ組で6番人気以下は割引したい。
・高速馬場になりやすい今のTBで対応できるか疑問。

15番🐎ウインマリリン🐎
前走札幌記念は先行したものの4コーナーで失速。馬体重も大幅に増加したことも影響しているとはいえ、絶好の枠で距離ロスも特になかった中で9着は負けすぎな内容。
前々走ドバイSCは先行しつつも直線で失速。苦しくなりながらも6着に粘ったが不慣れなドバイで展開も向かなかったため、ここは度外視したい。
【好走材料】
・中山巧者
・海外帰り2走目と今回は力を発揮できそう。
・最終追切〇
【凡走材料】
・騎手との相性が悪い
・斤量が今回の牝馬の中で一番重い57kg。
・大外枠はマイナス

まとめ

S評価:タイトルホルダー、ローシャムパーク
A評価:ジェラルディーナ、ガイアフォース、エヒト、アラタ
B評価:ノースブリッジ、ゼッフィーロ、アサマノイタズラ
C評価:マリアエレーナ、マテンロウレオ、ハヤヤッコ、ロングラン、チェスナットコート。ウインマリリン

というわけでオールカマーの全頭診断でした。ここまで見ていただきありがとうございました!

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