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社交ダンス大きく動く方法! たくさんあるよ。 オンライン社交ダンスセミナー

このノートでは、大きく動く効果とリスクを説明した上で、大きく動くためのテクニックを紹介します。それぞれのテクニックの紹介は動作を交えて見てもらいたいので、オンライン社交ダンスセミナーのZoomもしくは録画のYoutubeからご覧ください。いずれも無料で見ることができます。

大きく動く効果

ボールルームダンスはラテンダンスに比べて、どの種目でもダンスフロアを移動してゆく特徴があり、大きく動くことで以下のような効果を生み出すことができます。

  • 表現力
    大きな動きは、ダンスの表現力を高めることができます。ダンスの背後にある感情やストーリーをよりよく伝えることができ、全体的な芸術的解釈を向上させることができます。

  • コントラスト
    大きく動くステップと小さく動くステップを組み合わせることで、より印象的に、実際の動きよりも大きく魅せたり、印象的に見せることができます。また踊りに抑揚が出ることで、パートナーとの社交ダンス的なコミュニケーション、楽しさ、観客への印象にも変化を与えることができます。

  • スペースの有効活用
    大きく動けることは、フロアの隅々まで踊る使うことは勿論、他のカップルを避けるためのルート確保も容易になります。

  • 流れを生む
    大きな動きはスムーズで流れるようなダンスを生み出し、勢いを利用することで逆に少ない労力で動くことを可能にします。これはジェットコースターの仕組みと似ているかもしれません。

  • 体力アップ!
    大きく動くことは、筋力、心肺機能の向上にも繋がります。

大きく動くために必要なこと

  • バランス
    大きな動きはスピードアップにもつながるため、バランス維持が難しくなります。バランスを取りながら大きく動くことは、ダンサーにとっても大きなチャレンジです。

  • テクニック
    正しいテクニックは動きの大きさにも繋がります。テクニックを身につける段階では小さくゆっくりから始めることも必要ですが、テクニックは大きく動くことを含め、よりよいダンスのためにあるということを忘れないようにしましょう。

  • フィジカル
    大きく動くためには、体幹力、筋肉の柔軟性、持久力が求められます。踊り続ける練習や練習回数、トレーニングなどを通して体力アップを図りましょう。


気をつけたいこと&リスク

  • タイミングや音楽の乱れ
    がむしゃらに大きく動こうとすると、タイミングの乱れや音楽性を無視した動きになりやすくなります。タイミングの正確性、音楽の流れや強弱をを意識して踊ることで、より大きな動きを効果的に見せることができます。

  • 大きく動く≒良い踊り
    大きな動きはドラマチックで目を引きますが、必ずしも美的感覚に優れているとは限りません。動きの大きさを強調しすぎると、優雅さや気楽さではなく、緊張感やぎこちなさを感じさせてしまうことがあります。必要なときに効果的に大きく動くようにしましょう。

  • ポスチャー
    大きく動こうとするあまり、肩に力が入ったり軸が乱れたりすることがあります。大きな動きを継続するためには正しいポスチャーは欠かせません。

  • パートナーとの調和
    カップルダンスでは、大きな動きはコーディネートが難しく、ズレやミスコミュニケーションなどの問題が発生し、ダンス全体の調和が乱れることがあります。

  • フロアクラフト、回避の難しさ
    大きく動いて勢いが増すと、他のカップルを避けるために方向を変えたり、方向を変えること、止まることが難しくなります。スウェイなどのテクニック、大きく動くステップとそうでないステップの差を考えましょう。

  • 怪我のリスク
    勢いが増すことは、怪我のリスクが高まることにも繋がります。正しいアライメントや動作でないまま、大きく動こうとすると関節や筋肉に無理がかかります。痛みを感じたらすぐに止めて相談することがとても大切です。正しいテクニックを身につける、ウォームアップやストレッチ、筋力アップと並行して取り組むようにしましょう。根性で乗り切ろうとするのはやめましょう。

    これらの課題に対処するためには、正しいテクニック、体調管理、練習、そして自分自身の身体、ダンススペース、音楽への理解を組み合わせることが必要です。

大きく動くためのテクニック

体重移動と軸

大きく滑らかな体重移動は、ドライブアクション、つまり下半身の関節の適切な使い方、そして垂直軸を保つことが重要です。

具体的には、動き始めは重心を支え足に残しつつ歩幅を広げてゆく(送り出し)、そして重心が次の足に移り始めたらしっかりと引き寄せてゆきます。
送り足と引き寄せの関係をスムーズに切り替えながらステップを継続してゆきます。
注意点は、体重移動が早すぎれば歩幅は広がりませんし、垂直の軸が乱れてしまえば2人の関係が乱れてしまいます。正しい姿勢と重心移動がなめらかに行われるように意識して練習しましょう。

以下の日程でオンライン社交ダンスセミナーを開催するので、実際に身体を動かしながら、一緒に練習しましょう。
5/31(水) 20:40〜21:20
6/3(土) 20:00〜20:40

ローテーションと足の位置

ワインドアップやステップする際に正しくローテーションすると、大きな歩幅で滑らかに踊ることができます。

また、足は前に出すのではなく、ローテーションによる腰の向き、右回転左回転による足の出す位置の違いを理解して出しましょう。正しい足の位置は効率的な動き、すなわち大きな動きに繋がります。

このテーマは以下の日程でセミナー開催します。
6/7(水) 20:40〜21:20
6/10(土) 20:00〜20:40

フットワークと一歩の定義

フットワークは、足裏のどこからついて、どこに抜けてゆくかを示しています。足先までしっかり使い切れば歩幅を広げられます。トップダンサーの足先を見てみましょう。
さらに一歩を中間バランスから次の中間バランスと捉えることで、足の上で体重移動を止めずに乗り越えてゆく感覚をつかめるようになります。

このテーマは以下の日程でセミナー開催します。
6/14(水) 20:40〜21:20
6/17(土) 20:00〜20:40

踊りやすさと相反する?

大きく動くことは必ずしも踊りやすくなることとは限りません。
自分の限界を突破すべくチャレンジし続けることが必要です。

このテーマは以下の日程でセミナー開催します。
6/21(水) 20:40〜21:20
6/24(土) 20:00〜20:40

以下の日程で上記全ての総復習を行います。
6/28(水) 20:40〜21:20
7/1(土) 20:00〜20:40

オンライン社交ダンスセミナーについて

  • 毎週水曜日20:40〜 土曜日20:00〜Zoomで開催
    Zoomでは基礎知識テストや質問タイム、ギャラリービューを通して皆さんの踊りを見てのアドバイスも行っています。

  • 参加方法 
    公式LINEにお送りするZoomミーティングIDから無料で参加いただけます。
    公式LINE登録は→ https://lin.ee/nDPr5K

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