2021年読んでよかった本

こんにちは。オンクです。

もう2021年も終わりですか。特になにもしてないうちに2021年が終わってしまいました、、、

今年はガジェット類が不作だったので、Twitterに垂れ流していた読んでよかった本をまとめました。順番は特に意識してません。


オブジェクト指向UIデザイン──使いやすいソフトウェアの原理

フロントエンジニアやデザイナーとの会話で知ってる感出すために購入。無からどうUIをデザインしていくか体系的に整理された教科書的な本。人間がオブジェクトを認知して行動するプロセスがデザインのプロセスに反映されていてタスクベースで画面設計してきたエンジニア勢には目からうろこ。


Webを支える技術 ―― HTTP,URI,HTML,そしてREST

API設計に関わる案件のため復習用として購入。微妙に知識の抜け漏れもあって満足。初級エンジニアは一読しておくとよい。説明もわかりやすい。


ゼロから始めるプロダクトマネジメント

新規プロダクト開発の案件をお手伝いすることになって購入。プロダクトマネジメント超入門書。プロダクトマネジメントなるものがなにか具体的にイメージできる。ただこの本のストーリーほどそんなすぐには使ってもらえないし改善はうまくいかない。


プロダクトマネジメントのすべて 事業戦略・IT開発・UXデザイン・マーケティングからチーム・組織運営まで

プロダクトマネジメント教科書。体系的にまとまっているものの抽象的な話が多いので実践に落とし込めるかは個人の力量次第なところ。ただ日本人の書籍でプロダクトマネジメントについて書いた本はこれだけなので、日本の商習慣や組織構造を踏まえて読んでおいた方が無難。


爆速成長マネジメント

プロダクトマネジメント実践編。上にあげたのに比べ事例が多くて現場目線でいえばこっちのが役に立ちそう。やはり大企業というよりはスタートアップ向けか。


会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方

Kindle安売りで購入。娯楽に寄っていて挫折しづらい会計本。


NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX

いつもお世話になっているNetflixのカルチャー本。プロフェッショナルすぎて株を買ったりNetflixに課金するのはいいが、自分は働きたくはないと思ってしまう。


Winny 天才プログラマー金子勇との7年半

Winny開発者弁護士の手記。やはり日本の検察はエグい。目立たずひっそり生きていきたい。


2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ

SF厨の心を揺さぶる未来予測本。ここ数年の未来予測本のなかで断トツのおもしろさ。一見遠い未来にみえるけど数年で実装されそうな絶妙なバランス感がSF厨にはたまらない。NISAで株を仕込んで数年後答え合わせか。


売上最小化、利益最大化の法則――利益率29%経営の秘密

まだ斜め読みしかしてないが良書の予感。特に今やっているその活動は利益に直結しているか、という視点はシンプルだが見過ごされがち。著者は景気の影響を受けづらい消費市場での事業を生業としているが、マイクロ法人的な生き方をするならtoCの消費市場よりもtoBの投資市場の方がメンタルは安定すると思う。


新版お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方

法人化に伴い、再度読み直し。相変わらず色あせない。個人事業主になるとき、法人を設立するときは必ず読み直したい。


貧乏はお金持ち「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

法人化に伴い、再度読み直し。上に本よりもマイクロ法人に詳しい。読んでから税理士に質問すると現場感にフィットできてなおよし。税務周りは1期ほどやったら決算以外はひととおり自分でできそうな気がする。


ペリー提督日本遠征記 上

1,000円で読めるペリーの報告書。ペリーが日本人よりも日本人について深く理解していて笑う。同僚に週末の予定を聞かれても「今週末は普通にペリーの報告書読むけど」とドヤ顔で答えれば変な奴認定されその後の誘いがなくなる。いつの間にかKindle Unlimitedの対象に、、、


起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

バズっていたリクルート創業者の起業本。多少脚色はあると思うが、読み物として最高におもしろい。いつの時代もイケてる起業家は検察に潰される日本。


紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男

性欲ドリブン起業家ドンファン氏の起業本。まさかのリクルート江副本を越えるおもしろさ。崇高なビジョンよりも正直な欲望。表ビジネスの起業本がリクルート江副本だとしたら、裏ビジネスの起業本はドンファン本。裏ビジネスは買い手がどうしても交渉力弱くなるし競争にもなりづらいから儲りやすい。泥臭い試行錯誤の過程も描写されており、スモールビジネスマンにしっくりくる一冊。


実力も運のうち 能力主義は正義か?

サンデル本の新刊。重厚すぎて読むのがつらいのでAuidibeで購入。行き過ぎた能力主義を問題提起するも解決策がくじ引きで合格者を決めるなど哲学芸人感が強め。やはり良くも悪くも学者といった感じ。


ペップ・シティ スーパーチームの設計図

ポゼショナルフットボールしか勝たんでおなじみの名将ペップ・グアルディオラ監督の密着本。日本代表監督ぽいちとはレベチすぎて絶望してしまう。スーパーチームの設計図ではないが、読み物としてはかなりおもしろい。あとメンディーの下りから長期的に活躍するにはサッカーがうまいだけではダメなんだなと再認識。なおメンディーは強姦で逮捕され、、、


無理ゲー社会

いつもお世話になっている橘玲さんの新刊。リベラル化と知識社会の進歩によって生きていくのが無理ゲー化してきた人たちの話。相変わらずおもしろい。


裏道を行け ディストピア世界をHACKする

こちらもいつもお世話になっている橘玲さんの新刊。上級国民/下級国民、無理ゲー社会に次ぐ完結編。特に第1章はナンパと恋愛工学の話で、この数年当事者だった自分にとっては答え合わせをしている感覚で非常に感慨深い。安定のおもしろさ。


睡眠こそ最強の解決策である

もっと早く読みたかった睡眠本。寝た方がいいことは数年前わかっていてもなかなか寝られない人にとって、寝ることの動機付けを強烈に促してくれる一冊。寝ないとマジでヤバい気持ちになる。


おしまい

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