見出し画像

孟子の無為異也


紀元前372年~紀元前289年
中国・戦国時代に生きた
儒教学者の「孟子」は
「孔子」に次いだ
重要人物として
名をはせており
孟子が唱えた
「無為異也」
(ムイイヤ)と読みます
には多くの解説がありますが
韓流ドラマ
「六龍が飛ぶ」のOSTにも
用いられた解釈が
時流に合っているかと思い
記しております

高麗末期、腐敗した王朝を排して
李氏による
朝鮮王朝を起こす際の
ドラマでOSTとして歌われた
物悲しい歌詞が今の世相に
合致するなどと思いもよりませんでした

一部だけ抜粋させていただきます

刀で人を殺すのも
悪政で餓死させるのも
殺人に変わりはない

父親は戦って死に
残された
家族(子供)は
重税にあえぎ死ぬ

生死の境に
刀と政治の
違いはあるのか


こう歌いながらも
ドラマ中では

生きるための選択が
「殺人」だったならば
責められない

そう諭す
場面もありました

答えの出ない事柄でしょう
武器ばかりが人を殺傷する
道具ではありません
言葉や筆(ペン)も
人格を否定し
アイデンティティすら
奪う力があることを
私たちは戒めとして
刻まなければならない
遠い異国で起きている
ことばかりではなく
私たちの隣でも
起こりうるのだ


本日も最後までご覧くださり
ありがとうございます

亀井速水
sennninnkame


毎日の重ねから私なりの 「思い」を綴っております 少しでも「あなたの」琴線に 触れるものがあれば幸いです 読んで下さり、ありがとうございます