リスカがバレたって話

今日は河川敷に行ってブランコした

5人で行った
姉とたぶん姉の彼氏と
彼氏の友達と僕と僕と仲のいい人

基本的にみんな仲いい

5人仲良くてその中でカップルできた感じ

付き合ってるかどうか知らんけど 笑

今日は運動するから皆それに合った格好してた
僕はいつも通りだったけど

半袖に黒の上着来てた
鬼ごっこしてブランコのって
いろいろした

河川敷行く前に僕は自分の手の甲に
リスカ痕がある事に気づいた

けどまぁこれくらいと思ってスルーした

でも姉の彼氏はそれに気づいたらしい

これ何って言ってきて
適当に言い訳しといた

その時は納得してたけど
内心疑ってる感じあった
でもそれは無視しておいた

鬼ごっこであつくなったから
上着脱いだ

リスカは真っ赤だからばれるかもしれないけど

半袖も七分丈だから大丈夫だと思ってた
安心してた

でも姉の彼氏だけにはバレて

帰る時まで黙ってくれたけど
ちょっと二人にさせてとか言って
僕と相手二人になった

残り3人を置いて二人でちょっと先を歩いた

リスカっていつからしてるのって
最初に聞かれて

もう2年近くとか言ったら
結構驚いてた

その後に何でしてるのって聞かれた

僕は本当のことを話した

家が荒れすぎて自分が保てていない事
自分の醜さを隠すために切って誤魔化している事
自分の思っていることが上手くいかない事

そんな事が重なって
自分で自分を切って安心させていた

それをなるべく丁寧にゆっくりと話した

相手は何も言わずに最後まで聞いてくれた
話し終わった後に相手は言った

気づいてあげられなくてごめんね

普通にビビった
そう言われるとは思わなかった

その後に相手は言っていた

相談なんて簡単にできる事じゃないけど俺でもいいから一人で抱え込まないでね

正直涙が出るほどうれしかった
相手の言葉を無責任とは感じなかった

勉強も運動も平均以上できて
誰にでも優しい

そんな彼に嫉妬することも多々あった
この人は元が良いんだ

そんないい訳ばかりだった僕も
その時の言葉はとても嬉しく
たった一つで淡いものだと思えた

その後家に帰るまで送ってくれて
きっと姉がいるからだろうけど 笑

肩ちょんって叩いて小声でありがと
それだけいって帰った

相手の優しさは僕のことを考えてるものだった


ここまで読んでくれてありがとう