自分の好きな格好でいたい。

依月です。
毎日学習指導案と単元指導計画作成に追われて生きています。課題…。

成人式関係の投稿2日目です。
今日は成人式…というよりはその前後の同窓会や成人記念パーティなどでの服装の話。

今日は中学、高校の成人記念パーティーでした。
地元の中学に行ってない分、母校だけでの成人式的なものがあるんです。
一応パーティーですので平服指定。
パーティードレスやフォーマルなワンピース、着物など様々います。
そういう度に思うこと。

スカートが嫌だ。
そういう話。

あまり理解されないのですがフォーマルな場限定でスカートが嫌なのです。
私服としてスカートを着るのはいいんです。スカートは楽だし何ならよく着ます。

でもフォーマルな場で、フォーマルな服でスカートを履くのは本当に嫌なのです。
小学生の時からずっと。中学と高校では制服でスカートを履くことも嫌でずっとスラックスを履いて学校に行っていました。女子校なのにスラックスがある学校で良かったな。

理由は明確にはわかりませんが、多分自分の中で『自分のあるべき姿はズボンスタイル』という認識でもあるんでしょう。式典やスーツ、制服でスカート履くことが許せないのです。
フォーマルな場でのスカートは悪い意味で自分じゃないみたいですごく窮屈に感じる。
世間体的にはスカートを履くことが求められているのでしょう。ジェンダーフリーが訴えられている世の中ですがまだまだ理解は広まりきっていません。フォーマルな場でズボンを履く女性は世間体を気にするとよくないのでしょう。
しかし僕としてはズボンでいたい。スカートでいることの方がむしろ恥ずかしさを覚える。

でもまあ親とは意見が合いません。
小学校の卒業式はスカートを強要されたし中学でスラックスを買うのも止められていた(母方の祖母にチクったら買ってくれた)、高校の卒業式もスカートを強要されたし大学の入学式もスカートを強要された。

親は言う。
『あなたが恥ずかしい目に合うだけだよ』

僕は思う。
『自分らしさよりも世間体を気にする方が恥ずかしい』

世間体を気にする親とそんなものを気にして生きていきたくない娘の闘争。
結局親の言いなりにならざるを得ないのでいつも僕が折れてスカートを履く。

だから入学式や卒業式の写真はどれもいい思い出がないしどれも見たくない。
自分の嫌いな姿がそこにはあるから。
自分の嫌いなスカートを正装としている自分がそこには居るから。

そして今回も同じようなことが。
暖色のかわいらしい色のスカートドレスを着せたがる。
それを断ると『せっかく買ってやろうとしたのに』と言ってくる。
『それ着るくらいならスーツで行った方が断然まし』と言ったら『勝手にしろ』と言われた。

だから勝手にした。
勝手に親が一番嫌いそうな黒のパンツドレスを買った。
女の子らしくないのも、暗い色、フォーマルな場でのズボン。
親が嫌いな要素すべてを詰め込んだ服を買った。
まあ偶然だけど。自分の好きな要素が詰まっている服を買ったらたまたま親の嫌う要素ばかりだったってだけ。そりゃ意見も合わないよな。

まあ心はすっきりとしてる。生まれて初めて式典での服装を楽しみにできた。
物心ついてから初めて、自分の好きな姿で式典を迎えられた。


そんな話。
僕にとって服装は結構生きていく上で影響してくる。精神的にね。
高校の人たちに会えるのも楽しみだけどそれ以上に大好きな人たちの前で自分らしい恰好でいられそうなことがすごくうれしい。
長らくあった束縛からようやく逃れられて凄くうれしい。

以上、万年反抗期娘の反抗期。

僕は世間体よりも自分らしさを求めていく。
自分らしく生きていけるようにしたい。
そうしたら少しは自分のことを好きになれるのかもしれない。



今日はきっとこんな日。

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