固形石鹸でシャンプーについて

マイナーな洗髪方法に固形石鹸で洗うというものをご存知でしょうか?

やり方としては固形石鹸をしっかり泡立ててシャンプーし、ごわつきを抑える為にクエン酸リンスで中和をするというもの。

市販のシャンプーだと地肌に合わず痒くなったり、ナチュラル思考の方が使うなど理由は様々です。

しかし実際に自分で試してみて、色々調べた結論から言うと…

やめた方が良いです。

理由は何故か。

1. 固形石鹸はアルカリ性であり、皮脂を取りすぎてしまう。

必要以上に皮脂が取れると余計に皮脂が分泌されやすくなりベタつきの原因になったり、頭皮の乾燥による脱毛の原因になる事。乾燥タイプの方はとくに危険。これについては知ってる方も多いかもしれません。

2. 日に日に髪の毛のベタつきが増えていく。

しっかりと2度洗いすればベタつきは気になりません!なんて書かれているので実際に試してみました。

しかし一向にベタつきが取れない。何故なのか。

調べていくと同じ様にベタつきが取れない方もチラホラ。期間の問題なのだろうか。何か違う気がする…

「このベタつきって、もしかして皮脂のせいじゃない?」そこで気が付きました。このベタつきの原因は別である事に。

石鹸で洗ってアルカリ性に傾いてきしんだ髪をクエン酸リンスで中和する。ここに違和感を感じました。

中和された時に何が起きてるのだろう?どこの記事にも中和とだけ書かれており中和された時に石鹸カスがキレイに取れる事を想像していました。が調べてみると石鹸カスがクエン酸と反応して

脂肪酸に変わる という事でした。

要するにシャンプーするたびトリートメントをたっぷりつけた状態になり、尚且つこの脂肪酸が取りずらく、日に日に髪の毛に残り、ベタつきが増していったというのが結論です。

それでも上手くいってる人達は恐らく…

1. 洗浄力の弱いマイルドな石鹸を使っているor頭皮が強い。

2. 髪の毛が太い方。脂肪酸がついても太い方ならそこまで気にならないのかもしれません。イメージで言うならパスタ。細いパスタにはソースが絡まりやすく濃いソースは合わない。

3. 入念なブラッシングで汚れを落としてからシャンプーする方。

じゃないでしょうか。

以上が僕の感じた固形石鹸のシャンプーレポートです。












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