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最後は笑ってのあれこれ

noteでこういうの書くのはじめてですね

どうも、東京⇆福岡で活動してます、ひぐちいつ葉です。
ナシカ座第6回公演「最後は笑って」
まずはご来場いただき本当にありがとうございました!
ゆるーっとこの期間あったこと、私の中の出来事としてここに書き連ねたいと思います
若干本編のネタバレもあるので、いつかもし再演されたりしたらそれ食らうの!嫌!って方はブラウザバックをお勧めします

まずみなみぶちょーから今回お誘いがあって出演を決めたんですけど、私今東京に住んでて
そして稽古合流は自分が企画してたイベントもあって本番2週間前…
なかなかハードなことは確定してましたがそれでもナシカ座さんに前から興味があったのと、いつか立ってみたかったぽんプラザということで出演を決意あの時の私よ、ヒヨって断らなくて本当に偉かった
今これ書いてる私はこの作品に出演できてとっても幸せです

実はひぐちさんかなーーーーりコミュ症で
みんなに馴染めるかなぁ追いつけるかなぁってめちゃくちゃ不安でした
あと稽古合流するのは本番2週間前
もちろんみんな台本は外れてる時期
台本覚えてある程度のミザンスを知らないとみんなに迷惑かけちゃいます

そこでまずめちゃくちゃ連絡を取ってたのは🅱️チームの同じ和子役の田代亜海ちゃん
正直彼女がいなかったら私はめちゃくちゃ苦戦してたと思うのでほんとに感謝しかないです
決まったミザンスとか椅子の動かすやつ出捌け…
わかりにくいところはスマホで図面に書いて送ってくれました
親切丁寧で真面目な良い子なんですよ…
学校以外の外部の舞台これが初めてだったらしく
それでこれができるなら…君すごいよ…
ってひぐちは感心してました
私も立ってる舞台自体はそんなに多くないけどね←
そんなあみちゃんのおかげでイベント終わってすぐバタバタと福岡にきてスムーズに稽古合流できました
亜海、君のお陰でカットしたセリフ、追加されたセリフ覚えられたよ…
本当にありがとうな田代亜海

そして稽古合流直前
まーーーーーーひぐち緊張してました
だから事前にリモートで少しだけ稽古参加したんですけどみんながあったかい!
休み時間になったらそっと話しかけてくれる座組のみんな、そして稽古の雰囲気
あ、ここだったらコミュ症の私がぽんと入っても大丈夫かなぁって心底安心しました

そして迎えた稽古合流日
皆さん本当にあったかく迎えてくれました
今回の座組みんなが仲良くて、みんなうるさryとっても元気で楽しいんです
素敵な座組だ

そこからは怒涛の毎日
バイトして、稽古して、バイトして暇見つけたら物販用の動画撮って、チラシ置かせてもらったり、そして稽古して、そのあとおじいちゃんのお店で営業に行って…
気づいたらあっという間に本番でした
早かったなぁ…あっという間だった
w主人公のいずみ役安武風花ちゃんと役的にも仲良くなるために和子といずみのことをいっぱい話したりなんでもないいずみの設定のことを綺麗な夕焼けを見ながら話したり、敬語禁止令を出したり…
(結局敬語抜けなかったけど)
2週間という短い時間だったけどふうちゃんとだったからいっぱい詰められたのかなって思います
それまで色々トラブルとかはあったけど割愛して
小屋入る=座組解散が近づくってことなのでなんかめちゃくちゃ寂しくなっちゃいましたよね
ちなみにこれ打ちながらめちゃくちゃ泣きそうです

そして幕を開けた本番
沢山のお客様に楽しんでいただけました
このご時世無事幕開けたことがとっても嬉しかった

そんな中私の中で事件が起こったのはBチーム2回目公演の夜、帰り道
突然母からのLINEで頭が真っ白になりました
ひいおばあちゃんが亡くなった
ひいとはいえ私が小さい頃よく可愛がってくれた大切なおばあちゃんです
このコロナ禍でしばらく会えてなかったのでめちゃくちゃショックでした
頭の中によぎるのは降板の二文字
みなみぶちょーや演出の内田さんに連絡を入れ
無理はしてほしくない、亜海もいるから葬儀に出てきても良いんだよと連絡を受けたとき本当に優しい主宰だなぁって心底思いました

ここから本編のネタバレがありますご注意を

私が家政婦として勤めている愛川家、娘のいずみちゃんが今回W主人公の1人なんですけど重度の病気を患ってて最後亡くなってしまいます。
それを主人公の青柳が知った時がちょうど爆笑王グランプリ決勝の直前
なんだかひぐちの今の状況に似てません?
青柳の相方、吉原が
本番まで8時間か…
っていうんですけどリアルに出ました苦笑
葬儀に出てから土曜日の本番に挑むか、それとも…
しかし長崎なので実際問題それは難しい

私が出した結論は
舞台に立つこと

この大好きな座組のメンバーに穴を開けたくない
最高のものを待ってるお客様がそこにいる
どんな理由であれ(ご時世的に体調不良はさておき)穴を開けるのはエンタメに関わるものとしてどうなんだろう
っていうのはエンタメ人間なので大前提にあるんですが
なんかそういうんじゃなくて
ひいおばあちゃん、ひ孫の晴れ舞台を特等席で観たくなったのかなって
だったら最高の舞台をお届けして、楽しんでもらってからのお別れでもいいんじゃないかなって
それが役者のひ孫のすべきことなのかなって
結構一晩で悲しい気持ちから切り替えるの大変でしたが座組のメンバーや東京の友人のおかげでだいぶ持ち直すことができました
本当にありがとう

ラストのいずみの葬儀のシーンで主人公青柳が漫才をするのですが、その前のセリフで
たぶんあいつ(いずみ)もまだこの辺にいると思います。だから最後は笑って、あいつを見送ってやりましょう
なんかひいおばあちゃんもこの辺にいるのかなって
詳しくは言えないですが粋な計らいできっとおばあちゃんも特等席で舞台を観てもらえたんじゃないかなって思います
3回目の公演終わったあと舞台袖で泣いてる声が聞こえてたらそれは間違いなく私です
ボロボロ泣いちゃった
そんときもとにかくAチームのみんなが優しくてあったかくて
事情知ってるAチームのメンバーは数少なかったと思うのでびっくりしたよね
それでもあったかく接してくれてありがとう
そして事情を知って声かけてくれたBチームのメンバーにも感謝しかありません
このチームで、この座組でよかったなって
しみじみ噛み締めました

そして迎えた千秋楽満員御礼
AチームもBチームも最高の出来だったんじゃないかなと
本当に大好きで愛おしくて、思い出に残る作品になりました

これを書いてる翌日の朝には東京に帰っちゃうんですけど
東京に帰りたくないな!みんなに会えなくなるのがすんごく寂しい
ってなった座組は初めてかもです
東京だったらほら…
いつでも会おうと思えば会えるけどさ
東京⇆福岡だとそういうわけにもいかないじゃない?
ご時世的なこともあるし
でもそのハードルを軽々乗り越えて会いに来たくはるくらい愛おしくて素敵な座組でした

直人さん、ふうちゃん、えりぃさん、元気くん、マイさん、パンダさん、すけちゃん、Kzくん、にこぷんさん、たかしさん、かなみちゃん、こはね、くるみ、内田さん、ぶちょー、そしてBチームのみんな、スタッフの皆様
本当にありがとうございました、お世話になりました!!

そして改めて
このご時世の中足を運んで下さった皆様
本当にありがとうございました!
少しでも、心に残るそんな作品になってたら幸いです。

それでは、次の物語の世界でお会いしましょう

南町和子役 ひぐちいつ葉




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