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市川 将基(いっちー)
2020年7月4日 11:03
『理趣釈経』についての話空海と最澄はどちらも平安時代に活躍した僧侶です。最澄の方が年上で、唐から様々な経典を持ち帰り、それらを読み込んで仏教の学びを進めていました。その中で密教経典の一つ『理趣経』の内容理解のために、その解説書である『理趣釈経』を読み解きたいと思い、それを持っている空海に貸して欲しい旨を伝えました。しかし、空海はそれを拒み、その際の手紙に以下のように書き記しました。