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国産グレープフルーツのおいしさと料理のひと工夫(旬を楽しもONLINE)

先日「旬を楽しもONLINEその12」で、グレープフルーツを愛知県の南知多で栽培されている大崎さんと一緒にライブ配信しました。

イベント内容はこちらから

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大崎さんのグレープフルーツです。果肉の赤色はルビーレッド、スタールビー、白色はダンカン、マーシュ、オロブロンコなど。酸味がきついのも、甘いものも色々種類があります。収穫は4月中ごろから6月。意外と旬は短いです。

なんでまた、グレープフルーツの栽培を始めたかというと、もともと大崎さんの家はみかんなどの柑橘農家。病気が出てみかんが作れなくなった場所に変わりの作物をということで、輸入は多いけど国産では当時誰も作ってなかったグレープフルーツを作ってみようと決断したそうです。外国産は農薬やワックス処理が不安なので、安心なものを。苗を植えて実が成るまで5年。そして、今でもいろいろ苦労されて美味しくて安全なグレープフルーツを作られています。

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「知多フルーツビレッジ」ここでは年間を通して色々なフルーツを作ってます。打ち合わせの時には別の柑橘も味見しました。皮の分厚いのは紅まどか。もう一つはうーん、忘れてしまいました。。。

店頭でのグレープフルーツの選び方は、重い、大きい、丸い、果皮がぼこぼこでシミそばかすがあるものだそうです。そして下の部分の方が甘みがあるそうです。


グレープフルーツの味は、酸味と甘味と苦味

グレープフルーツを料理してみました。

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グレープフルーツのワインゼリー掛け 横半分に切り、真ん中のところをくりぬき、房ごとに包丁で切れ込みを入れてます。スプーンで食べやすいように。その上から甘めのワインゼリーをたっぷりとかけてます。グレープフルーツは酸っぱいので、甘いゼリーがポイントです。少しワインの香りも。

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鶏の照り焼きとグレープフルーツのコッペパンサンド コッペパンにレタスとマヨネーズ、鶏の照り焼きとグレープフルーツ、そしてグレープフルーツの皮のワイン煮を挟んでます。大崎さんに、味の想像がつかない!と言われましたが、ほおばってもらうと大好評でした!照り焼きチキンバーガーにトマトを入れることや、ハンバーガーにピクルスを入れるのと同様に酸味が味を引き締めアクセントになるんです。そして皮のワイン煮るの苦み。鶏の照り焼きと合わせて、五味(甘味・塩味・酸味・苦味・うま味)が揃います。

大崎さんのグレープフルーツは不必要な農薬やワックス処理してないので皮まで食べられます。皮は3回ほど茹でこぼしをしてか水とワインと砂糖でワイン煮にしてます。甘くほろ苦く美味しいです。

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白酢和え 豆腐ベースの白和えに酢を加えた白酢和え。これは店で出している料理です。絹ごし豆腐を水切りして白醤油と砂糖、酢、菜種油を合わせてミキサーで滑らかなソースにしてます。クリームチーズの様な味わいです。チーズとグレープフルーツと相性がいいので。

料理に使う時のポイントは、①甘いものと合わせて酸味を和らげる②肉やチーズなどのうまみの強いものと合わせて酸味と苦味を活かす。③皮も料理して苦みを活かす。

ぜひ国産グレープフルーツをお楽しみください。


★ちたフルーツビレッジby萬秀フルーツさん
知多半島の先端でグレープフルーツやブラッドオレンジ、国産バナナ、大粒ブルーベリー等を栽培しています。
農園直売のほか、味覚狩り、オーナー制度等を提供する体験型農園です。
https://grapefruit.co.jp/

HPからちたフルーツビレッジさんの旬なフルーツを購入することもできます。
グレープフルーツはこれから色々種類が増えていきます!
https://grapefruit.co.jp/products/rubi.html



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