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人情派が多い不動産業界の「縁」

みなさん、おはようございます。
わたしは、一都三県で、3年で
100棟以上の建売住宅(戸建)を
開発しています。

ブラック企業あがりのわたしは、不動産営業の
「孤独なつらさ」が死ぬほどわかるゆえ、
不動産営業の「味方になれば」と発信してます。
(わたしの経験を活かしきって、死にます。笑)

この記事は「朝活」と題して
毎週木曜日AM7:00に、不動産ビジネスに関する
無料記事を投稿するシリーズです。


「ご縁がなかったということで」

「ご縁がなかったということで」
そんなセリフを言い訳に、
不動産購入を見送るお客様がいます。

わたしは、それを聞いて、いつも
「なんやそれ」と思っています。

「面倒くさい」を優先して、
意思決定を先送りにしているだけだろ。
そう思えて、仕方がありません。

「ご縁」に対する熱量が低いというか、、、
「ご縁」を都合よく利用していて、オコです。

みなさんどう思いますか?

わたしたち「用地仕入営業」は、
不動産を買うために努力しているから
「ご縁」をものすごく大切にしているんです。

『縁結び』を相手任せにしないで!笑

朝から暑苦しいですが、
今日は、そんな「ご縁」の話をします。

人情派

不動産業界には「人情派」が多くて、
ビジネスをするうえでも、
温かい気持ちになれるから好きです。

「人情派」とは、背中で引っ張ったり、
契約できればお酒をおごってくれたり、
困ったことがあれば助けてくれる
「兄貴肌」とか呼ばれるような人ですね。

彼ら「人情派」と呼ばれる人たちは、
「人との繋がり」「感謝」「恩」みたいな
いわゆる「ご縁」を軸に仕事をしています。

だから、ときには、
「採算度外視(お金は関係なし)」することも。

つまり、
「自分の利益は後の話」にするんです。
(素敵な考え方やで!)

やっぱり、こういう「人情派」には
自然とまわりに人が集まってきていて、
わたしはこういう人達のことを
「魅力的な人」と捉えています。

一方で「自分本位な考え」とか
「身内だけよければいい」みたいな
『視野が狭い世界観の人』とは、
割り切ったお付き合いに留めています。

でね?

あらためて『ご縁』に感謝しなきゃな〜と
最近、ふと、思ったのです。

エピソード

忘れていた気持ちを取り戻した
エピソードがあります。

ある新人仕入営業マンは、
ひたすらに仲介業者に足を運びましたが、
くる日もくる日も契約になりません。
心が折れかけていたことでしょう。

そんなある日

ひたむきに頑張る姿に
さすがに心を打たれた仲介業者は
一件の不動産情報を紹介します。

「これだ」

その不動産情報をきっかけに
新人仕入営業マンは、見事、
『初の仕入契約』を果たしたのです。

大事なのは、ここから。

新人仕入営業マンは、
仲介業者に対して、何をしたのか?

「おかげさまです。ありがとうございます」
と、仲介業者に対して、お酒や菓子折りの
プレゼントを渡したんですよね。

くわえて、仲介業者を誘った食事の会計では、
全額、新人仕入営業がお支払い。(やりすぎw)

初契約が嬉しくて、
「とにかく仲介業者にお礼をしたい」
そんな気持ちから起こした行動です。

これ、なにがすごいって、
『勝手にやっている』ということ。

誰からも指示されず
「自分がこうしたいから、こう!」で
行動に起こしているのが、すごく素敵でした。
(わたしも見習わなければ、、、)

ほかにも

わたしがアドバイスする「仕入のやりかた」
を素直に聞き入れて、実践してみて、
見事に、2件以上も仕入契約した人がいます。

(ちなみにこれ)

その営業マンから
「ありがとうございます」との
感謝の連絡をいただいたんです。

別に「連絡をしてくれ」と頼んでいないのに
わざわざ自ら、気持ちを伝えてくれた。

これって、なかなかできないですよね?

別に、感謝しなくてもバチは当たらないし、
むしろ、天狗になってもいいぐらいなのに。

ほかにも

「こんな物件が、市場にでていますよ!
買取で検討してみてはいかがですか?」と
不動産業界に無関係の人からの連絡で、
私自身、仕入契約できたことがあります。

声をかけてくれた人は、
宅建業者ではないから仲介できません。

それなのに、自己利益をガン無視してでも、
よかれと思って連絡をくれたわけですね。

もちろん、仕入契約できたお礼に、
しっかりと恩返しをさせていただきました。
「ご縁あっての契約」ですから、
こういったキッカケをないがしろにしません。

どうですか?

こうやって、ビジネスが回りはじめると、
めちゃくちゃいいですよね?

終わりに

これらの「恩送り」「縁結び」は、
不動産業界の20代の若手層でも
バンバンに行われています。

「人情派」の先輩達が紡いできた
不動産業界の文化みたいなものは
脈々と受け継がれているのです。

経験を積めば積むほど、
感謝の気持ちが薄れませんか?

近頃のわたしは、
この気持ちを忘れていたように思います。

不動産契約が当たり前になるにつれて、
『恩返し』や『わざわざ』が減り、
「ないがしろ」にしてしまうのです。

新人からも学ぶことは多いッス。

原点に立ち還り、
「ご縁」をもっと大切にしよう、と
決意をあらたにしています。

では、みなさん、本日も、
お仕事がんばりましょう。



PS、、、

お付き合いする人が増えたとき
同時に違う人からお誘いをうけること
ありませんか?

そんな時に便利な必殺技があります。

それは、
「みんな同時に一緒に遊んじゃう」です。

それぞれのグループに分けるのではなく、
もう、みんな一緒にお酒を飲もうよ!です。

こうすると
会いたい人達に一斉に会えるし
友人同士が仲良くなるし
いいことはたくさんあります。

驚くことに、
そうやっているうちに知人同士が
知らない間に「結婚」していました。

震えました。

私を差し置いて、
知人同士でよろしくやっていたのです。

こちとら独身です。

うらやましいです。

今度、キューピットとして
知人の二人をお祝いします。

仕事も恋愛も
「ご縁」に感謝ですね。

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