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個人的すぎる《フォモーリの宝物庫》の話

コジレック野郎のいってつです。


早速ですが、《フォモーリの宝物庫》はコジレックのオリカなのでしょうか。
一人回しではありますが、実際に使ってみて感じたことをみなさんにお伝えしようと思います。

事前の印象「《発明博覧会》2枚目だ!」


コジレックデッキでは《発明博覧会/Inventors' Fair》を攻めのカードではなく受けのカードとして使うこともままあります。対戦相手のアクションに対応して、それと同じマナ総量を持つカードをサーチしてきて打ち消す、というかんじです。《月銀の鍵/Moonsilver Key》《ウギンの目/Eye of Ugin》も同じような使い方ができます。

《フォモーリの宝物庫》にも同様の働きが期待できます。トップ10枚ほど見て1枚を手札に入れられるのですから、5マナ以上のカードでなければおおむね打ち消せるでしょうし、KCIコンボ型の現在のコジレックなら、10枚も掘ればコンボ手が進むカードを引けると考えています。しかも、これが毎ターンできるのです!コストとして手札を捨てなければいけませんが、コジレックならほぼ確実に手札に余った土地があるので問題ないでしょう。

一人回しの印象「意外と起動できない」

一人回しを一晩したところ、事前の印象と違ったところが見えてきました。

まず、「毎ターン起動できる」はちょっと違いました。もっとやるべきことがあります。コジレックの唱えなおしです。

「3マナ払って10枚掘る」より「12マナ払って上から7枚引いた方が強い」のだと改めて気づきました。コントロール型からコンボ型に鞍替えしたときに「《作戦室》よりも《高級市場》のほうが強い」と気づいていたのに……

英語は読めない?12マナ払ったら7枚引けるって書いてあります。1点回復もします。

一方、攻める側として起動することを考えたときは想定通り、手が進む一枚が手に入りそうです。除去が少ないテーブルで、自分がサクり台を引けていない場合にはやはり強いアクションといえそうです。

ドローではないので《フェアリーの黒幕/Faerie Mastermind》にひっかからず、サーチではないので《敵対工作員/Opposition Agent》にひっかかりません。

では強いのか?

《フェアリーの黒幕/Faerie Mastermind》《オークの弓使い》のせいで「引く」能力は扱いが難しくなりました。

また、《一つの指輪/The One Ring》以来、アーティファクト・コピーと出くわすことも多くなり、《内なる太陽、チミル/Chimil, the Inner Sun》のような強力なアーティファクトが登場しても採用しづらい状況だったなかで土地・カードで強化を得られたのは大きな収穫です。

「弱いとは思わないけど3000円(執筆当時の相場)のパワーある?」とよく聞かれますが、僕の答えはこう。

どうせ使うから、高いと思っても今日買って今日から使う。
そう、これはアーリー・アクセス。

来週にはFoilを買いなおします……

じつはコジレック的に注目しているカードがもう一枚あります。

諜報ランド

《ザルファーの虚空/Zhalfirin Void》にはじまった、アンタップイントップ操作ランドに新顔追加!これで5枚目!これマジでうれしいです。これが初手にあると非常にマナを伸ばしやすい!

KCIコンボ的には占術より諜報のほうが嬉しいので超ナイス。この調子で同型再販よろしく!


参考:現在のKCIコンボコジレック

この記事を書いたのは

いってつ
脚本家、小説家、ライター。
映画と写真、マジック:ザ・ギャザリングが好き

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