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【等身大の自分を知る】

猿は群れの動物で、ボスザルを頂点とする上下関係がはっきりしていることが知られています。人間は猿の親戚ですからきっと似たような習性があると思っています。それは群れ(コミュニティー)の中で生きているところ、そして上下を気にするところです。

誰かに会えば、瞬時に年収、肩書き、経歴、学歴、肌の色、髪の量や長さ、背の高さ、ヒールの高さ、人それぞれ様々なモノサシを持ち出して目の前の人を評価するはずです。その結果、勝った負けた、安心できるできない、信頼できるできないなどの判断を下すでしょう。自分を守るためにきっと必要な習性です。

人が人を判断している様子を客観的にみて、滑稽になることがあります。自分の大きさをことさらに主張してひけらかしていたり、または優位という判断の結果横柄な態度にるひとがいたり、逆に小さくなって過剰な遠慮や謙遜をしたりする様子を見るとそれを感じます。

どんなに綺麗な人もそうでない人も、骨に肉がついて臓器が入っているし、臓器は同じところに同じように並んでいる。賢い人もそうでない人も同様です。私たちは人として何も変わらない。そのことを忘れないでいたいと思います。そして自分の力を等身大に理解し、自分のために、他人のために使っていきたいですね。

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