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4歳で初めてキャンプをした。それ以来キャンプはしていない。

自己紹介

はじめのいってきのアユです!
このnoteでは、立川の工務店KOMOREBINOOKから生まれたコミュニティプロジェクト「Itteki(いってき)」でコンシェルジュとして活動しているアユとケンタが交代で投稿しています!

コミュニティや暮らし、好きなこと、など幅広いテーマでそれぞれが考えていることを綴っていきます。

本日のテーマ

本日のテーマは「キャンプの思い出」。
私は以前の記事でキャンプを趣味にしたいと書きました。そこでキャンプに興味が湧いたきっかけをいくつかご紹介しましたが、子供のころのキャンプエピソードを急に思い出し、キャンプに対して新たな感情が芽生えました。

今回はそのエピソードを振り返るとともに、どんな感情が芽生えたのか?をご説明します!

家族に連れられて行った初めてのキャンプ

私が初めてキャンプに行ったのは、確か保育園のころ。まだ4歳とかだったかしら。。引っ込み思案で泣き虫だった私を見かねてか、ただ単に家族の思い出を残したかったのか、両親が勝手にチャレンジ系のキャンプイベントに申し込んでいて、連れていかれたかたちでした。

そのイベントの会場はマザー牧場で対象は親子。内容は、チームに分かれて2日間でキャンプやマザー牧場でのアクティビティに挑戦するというものでした。

このイベントに参加した際、2つの「帰りたいポイント」があったのでまずはそれをご紹介します。

この記事は決してキャンプをけなしたい記事ではありません。実はこの時の経験がキャンプをしたいという想いにつながっているのです。

帰りたいポイントその①

まず挑戦したのはその日家族で寝泊まりするテントの設営でした。
確かその日は風が強かった気がします。風に吹かれながら必死で布を広げて、ポールを通して立ち上げて、ペグで固定して、、文字で打つとすごく簡単そうに見えますが、当時身体も小さく忍耐力もなかった私はここですでにリタイアしそうに。(イベントにリタイアという制度はありません。)

周りの家族が順調にテントを完成させる中、なぜか私たち家族は一向に進まない。しかも、お父さんがうじうじしている私にイライラ。お母さんはワタワタ。もう最悪です。当時の私は序盤から、「家に帰りたい。」と思っていました。

帰りたいポイントその②

乳しぼりをしてしぼりたての牛乳でバターをつくったり、ブルーベリー摘みをしてジャムを作ったり。テント設営の後は平和なアクティビティが続いたと記憶しています。

事件は夜ご飯で起こりました。その日の夜ごはんは、チームに分かれてカレーを作るというもの。担当分けをして、私たち家族はご飯を炊く係になりました。事件といっても単純で、チームメンバーがルーを一生懸命作ってくれている中、ご飯を焦がして無駄にしてしまったのです。

このイベントはあくまで子供が主体となって用意されたアクティビティに挑戦するというもの。まじめで厳しい性格の親はそのルールに従い、あまりサポートをしてくれませんでした。事件が起きてから慰めてはくれましたが(笑)

今ご紹介した帰りたいポイントは、トラウマレベルでに記憶に残っています。テントを設営するときは周りと比べて焦り、ご飯を焦がしてしまったときはチームに迷惑をかけてしまったと自分を責める。引っ込み思案な性格に更に拍車がかかった出来事でした。。

キャンプに対して芽生えた感情

これらのエピソードを思い出すまでは、コロナ禍でのアウトドアブームに感化されたりやキャンプをモチーフにしたアニメを見て、キャンプに対してただただ「楽しそう」と感じるだけでした。

しかし、昔のできごとを思い出してキャンプに対して新たに湧いた感情は、「再挑戦したい」でした。デジタル機器が普及して、スマホやタブレットなど家に居ながらにして楽しめるツールはたくさんありますが、その分自然と触れ合うことは意識的に行わないと実現しません。そんな現代だからこそ、親が無理にでも連れて行ってくれたキャンプを体験できるイベントが、とても貴重な機会だったことを自覚することができました。(ありがとう両親。もっと助けてほしかったけど。)

そして私のトラウマは、その貴重な機会を心から楽しむことなく無駄にしてしまった。悔しい。という想いに変わり、その想いがキャンプ欲に加わりました。都会の喧騒から離れて癒されたい、自然に触れたい、きれいな景色が見たい、など、キャンプをしたい理由は人によってさまざま。私の場合、過去の自分へのリベンジという「癒し」とはかけ離れた「挑戦心」でキャンプ欲がより強まりました。

キャンプに再挑戦したらやりたいこと

キャンプリベンジをした暁には、以下のことをしたいです。

1.もう一度家族とキャンプに行って成長した私を見せる。
2.誰かがキャンプを始めるきっかけになる。

家族に対してすごく根に持っているみたいですね。

初めてのキャンプから約20年たっているため、次回するときはほぼ初挑戦に等しいです。自分が挑戦したいことを見つけられずに苦労していましたが、昔の思い出から見つけられることもあるんですね。今回はキャンプへの興味をきっかけに過去のキャンプエピソードを振り返り、キャンプに挑戦する原動力につながったというお話ですが、意外なところに挑戦したいと思えることは転がっているのかもしれません。

おわりに

今回は、こどものころのキャンプエピソードを通じて、なぜキャンプをしたいのか?を考えてみました!

コンシェルジュとして運営に携わっている「Itteki(いってき)」では、多摩地域の皆さんがやりたいことや挑戦したいことを実現するきっかけとなれる場づくりを目指して、日々イベントを企画しています。私も一企画者として、まずは自分が挑戦したいと思えたキャンプに挑戦し、挑戦することの楽しさを伝えることができる、挑戦者に寄り添えるイベント企画をしたいと思います。早速来週あたりにキャンプギアを見に行く予定です!

それではまた!


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