安くて汚くて美味しいお店

そんなものはない、と私は思っている

高くて美味しいお店は好きだ。安くて値段相応に美味しいお店も好き。お会計をもらって「本当にこれでいいんですか?」と言いたくなるような、美味しいのに安いお店は大好きだ。そういう通いやすいお店をどうでもいい人に積極的に教えたくはないし、だからこそ誰かのそういう行きつけに連れて行ってもらうのはすごく嬉しいみたいなこともあったりする

話を戻そう。「安くて汚くて美味しいお店が好き♡」と言う女の子や、「安くて汚くて美味しいお店で喜んでくれる女の子しか勝たん」な男性がいることは知っている。安くて汚くて美味しいお店に喜んで行っちゃうオジサンなアタシ、をキャラクターとしている女性がいるのもわかる

ただ清潔感に欠ける内観と料理の美味しさとは、私の中では両立しない。「安くて汚くて美味しいお店」は一行で矛盾してしまう

もしかしたら私は、美味しさをつくる要素を広く見すぎているのかもしれない。食事をする環境とか、一緒に食べる相手とか、どういう文脈で設けられた席か、とか

でも純度100%の偏見で言うと、安くて汚くて美味しいお店が好きってあえて宣言するような人って大体バーベキューも大好きじゃないですか?バーベキューって究極の「シチュエーションを味わう食事」じゃないかしら?

だとしたら食事をするお店の内観を重視してもおかしくない気がするのだけど、そういうことではないのか。こんな潔癖っぽいことを書いてきた私もバーベキューは好きなわけだし、どうやら全然そういうことではないな

というかそもそも「汚いお店」って何?どの程度汚いの?明確なイメージもなく書いてしまいました。何ですかこの不毛な話は。おしまいです


わたしに行き慣れたお店を教えていただく際はぜひ「ここ本当に好きだから誰でも連れてくるわけじゃないんだけど、」と言ってください、事実じゃなくても大喜びします、チョロOLなので👩🏻‍💼


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