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中津美川取水堰堤(なかつみ、鳥取県鳥取市)

●概要
中国電力安蔵川発電所4堰堤の1。
竣功:1985年?  型式:G  
目的:P
   最大取水量0.38㎥/s
   合計最大取水量2.80㎥/s
   有効落差142.95m
   最大出力3,200kW
堤高:?m  堤頂長:?m
流域面積:?k㎡  湛水面積:?k㎡
総貯水容量:?万㎥  有効貯水容量:?万㎥


●見学情報
駐車場:無 トイレ:無 自販機:無 天端:不可 直下:不可 


●参考リンク・引用


●道中

中国電力安蔵川発電所。
その名に冠する安蔵川を出発点に4箇所で取水を行う。
そして今回紹介するのは次鋒、中津美川取水堰堤。
初見だと見慣れない形にギョッとするが、安蔵川スタンダードで他2基の注水堰堤も同様の構造。
何なら同じ千代川の新大呂発電所(同じ1985運開)も似た形状を採用している。
水の流れを追っていくと、まず上流が維持用水用の堰堤となっている。
赤線の通り、右岸側の細い水路に流れ込み…
設備をパスし、川へと直通。
発電用水はというと、先の維持用水堰堤?を越流し…
沈砂の後、取水スクリーンへ(向こう側から見てみたい)。
従ってこちらが取水堰堤本体という事になるのかな?
下流側から見るとこんな感じ。
で、その後、沈砂池へ流れ…
ます枡状の水槽へ流れ込み…
そこにぶっ刺さった円筒状の鋼製?穴へ落ち、注水されていくものと思われる。
周囲はこのようになっており
余水は下流橋の麓、
この穴より排出され、川へと戻る。
そんな、少し変わった取水を行う中津美川取水堰堤でしたとさ。

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