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斧ノ谷取水堰堤(仮、おの、高知県仁淀川町)

●概要
四国電力名野川発電所の3ある堰堤の1。堰堤名称は付近字より。
竣功:1924年?  型式:G  
目的:P(合計最大取水0.89㎥/s・有効落差184.57m・最大出力1,200kW)
堤高:?m  堤頂長:?m
流域面積:?k㎡  湛水面積:?k㎡
総貯水容量:?万㎥  有効貯水容量:?万㎥


●見学情報
駐車場:無 トイレ:無 自販機:無 天端:不可 直下:可(川) 


●参考リンク・引用


●道中

仁淀川、電源開発が盛んで現在建設が進んでいる黒藤川発電所を含むと15基もの水力発電所があり、現在はいずれも四国電力が管理している。
その中でも、土居川発電所に次ぐ古参発電所が名野川発電所。


発電所こそ仁淀川本流左岸にあるが(写真左中央)、取水3地点はいずれも風光明媚で知られる中津渓谷(写真中央付近に河口)にある。
最も分かりやすいのが中津川にあるこの堰堤だが、左岸に注水が見える。
ここ。
それなりの水量。それにしても下流方向からの注水はなぜこうワクワクするのかね。
水路接近。
勿論水が流れている。
水路の元を見ると、道路の股に水路発見!これはイージーモード。
そのまま水路を遡る。
界隈、斧ノ谷というらしい。
更に少し遡ると奥に谷が見えてくる。
ここにも「おのたに」。橋は貴重な情報源。
谷奥に妙に大きなカルバート。
先程の二股を上に上がり接近(水路は茶畑を抜けておりさすがに自粛)。
見下ろすとすぐに堰堤がある。小ぢんまりしており宜しい感じ。
カルバートとの位置関係はこのようで、すっぽり収まるサイズ感。
右岸より取水。非常に小ぶりだがきちんと排砂門も装備している。
水路は微妙にカルバート外を抜けているようで、
その先で茶畑へと続いている。
堰堤直下。
上流にも堰の跡?のような構造物。
最後に、カルバート内より。さながら源光庵のよう(言い過ぎ?)。

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