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尾所川取水堰堤(仮、おそ、岡山県津山市)

●概要
岡山県企業局滝ノ谷発電所の2ある堰堤の1。
竣功:1984年?  型式:G  
目的:P
   取水量 0.4㎥/s ※合計最大取水1.1㎥/s   
   有効落差15.84m
   最大出力120kW)
堤高:?m  堤頂長:?m
流域面積:?k㎡  湛水面積:?k㎡
総貯水容量:?万㎥  有効貯水容量:?万㎥


●見学情報
駐車場:無 トイレ:無 自販機:無 天端:不可 直下:不可 


●参考リンク・引用


●道中

中国地方でも指折りの焦らしダムこと(?)、吉井川水系倉見川、県営黒木ダム。
正攻法において、これ以上は見えそうで見えない…
その麓には、ダム式の黒木ダム発電所があるが、
同時に吉井川水系加茂川、加茂発電所へも導水している。
元に戻って、黒木ダム湖上流には、同じく企業局管理の滝ノ谷発電所がある。
その取水元は、加茂川。
話がとっ散らかってしまったが詰まる所…
(地理院地図より)
加茂川の水はこのように倉見川を一旦経由して、吉井川に注いでいる。
その水路道中において、、
加茂川→倉見川(滝ノ谷発電所、落差15.32m)
倉見川→加茂川(加茂発電所、落差189.2m)
と、加茂→倉見支水路の落差を活用したのが滝ノ谷発電所となっている。
先の通り、加茂川で取水し黒木ダム湖へ注水しており、水力DBによれば取水箇所はこの1つだけのハズなのだが、、
水路を下り、
橋を渡った先にある、
沈砂池を見てみると、
何やら別方向から水路が繋がっている。
過去写真を見てみるとズバリその現場を押さえていた(5月)。
その水路は、
明確にこの谷へ続いており、
その先には構造物&看板!
12月の訪問ながら、川は半ば茂みと化しているが、堰き止めている姿が確認できる。
そして、脇の水利標識から明確に発電取水である事が分かった。
水力DBの数字を信用するなら、流量維持の補水目的かとも思ったが、そうではない模様。
取水口界隈は何となく堅牢さが漂っていた。
という事で、短い注水路の旅だった。


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