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釣谷川取水堰堤(つりたに?、鳥取県日野町)

●概要
県営日野川第一発電所の3ある堰堤の1つ。
竣功:1968年?  型式:G  
目的:P(合計最大取水4.0㎥/s・有効落差127.0m・最大出力4,300kW)
堤高:?m  堤頂長:?m
流域面積:?k㎡  湛水面積:?k㎡
総貯水容量:?万㎥  有効貯水容量:?万㎥


●見学情報
駐車場:無 トイレ:無 自販機:無 天端:不可 直下:可(川)
※徒歩でのみアクセス可。藪漕ぎ有り。


●参考リンク・引用

https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1188630/2br.pdf


●写真

鳥取県企業局、日野川第一発電所。
同企業局管理の水力発電としては、新幡郷・佐治・小鹿第二に次ぐ、11基中第4位の出力を持つ。
直接の取水元は、直轄ダムである、
菅沢ダム(日南湖)。
左岸、堤体から少し離れた所に取水口がある。
(地理院地図より)
そんな、日野川第一発電所だが、水力DBによれば取水箇所は3とある。
1つは菅沢ダム、もう2つは菅沢ダム天端からも見える小原川導水路にある。
導水路出口から見た菅沢ダム。
小原川取水堰堤(仮)。日野川の支川、小原川にある。
上記地理院地図でも確認できる通り、導水路最上流部に位置する。
(地理院地図より)
で、残る1箇所というのがココ、釣谷川にある。
地図から想像できる通り、舗装された道などあるはずもなく、こんな感じの道を行く。
道中、笹深かったり沢の左右を行ったりと不安にはなったが、道なき道という程ではない。
暫く進むと見えてきた。
看板銘板の類は無かったが間違いなかろう。
この日は、小原川導水路が改修工事中という事もあり、取水はせず。
すぐ上流で、2本の谷が合流しているようだった。
堤体はごくシンプルだが、切り立った力強い姿。
取水口スクリーンは、多分珍しい気がする弧形。
アーチを描く構造物は何故こうも擽るのか。
上流から。
ハンドルに何やら袋が吊り下げられていた。
堤体及び沈砂池の角落しのようだった。
サイズ別に袋が分けられているのが何とも愛おしい。
下流側。
こうして見ると結構水量豊富。
斯くして撤収。
帰る道中、灌漑取水だろうか、堰の跡らしきが見えた。
同じ道でも行きで見えなかったモノが帰りに見えたりするから面白いものだ。


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