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宇井渕上池(ういぶちかみ、香川県まんのう町)

●概要
金倉川上流にある灌漑?砂防堰堤。
竣功:????年  型式:G  
目的:砂防&A?
   取水量?㎥/s
堤高:?m  堤頂長:?m
流域面積:?k㎡  湛水面積:?k㎡
総貯水容量:?万㎥  有効貯水容量:?万㎥


●見学情報
駐車場:無 トイレ:無 自販機:無 天端:不可 直下:不可


●道中

(Googleマップより)
満濃池界隈を調べていた所、このような池を発見した。
土堰堤ではなさそうで、かといってよくある砂防かというと、水通し部分が不審である。
という事で現地へ。
上流では治山ダム工事をしているそうな。
地図で見た通り、橋が架かっている。
平成13年5月竣工とある。
貯水池。こちらも地図で見た通り、水通し部分が3門となっており、
中央には角落しがあり利水設備である事が分かる。
まじまじ見ると、水通し部分は新しそうだが、この3門を構成する構造物はそこそこ古そう。そして不自然に高さがある。
左岸。コンクリで巻いてあるが、芯部分に石積みが見られる。
恐らく元々はフル石積みだったのが、後年補強された?
一旦上流へ。池としても中々楽しめる。
堤体ズーム。やはり異彩を放つ水通し部分。
そして左岸には取水用?ハンドルを確認。それなりに新しそうだ。
んで、よくよく見ると、あの水通し中央の構造物と同じ高さで堤体側にも…これはピア兼橋脚か!と引きで見て漸く気付いた。
再度接近。ヒト一人が通れる程度の幅。
左岸より接近。巻いてあるコンクリ上流面はほんのりアーチ。
今昔ハイブリッドな姿はそれはそれで昂ぶる。
下流側。切り立ったこの姿はやはり砂防…もしくは、砂防化?
補強されたコンクリ内部がどうなっているのか、掻き立てられる。
更に下流。直下は…あまり魅力的な絵面でもなさそうなので無理せず。
袖部表面には石積みが顔を出しており、高さ自体は昔から変わっていない事が想像できた。
ちなみに銘板の類は袖部下流面含め探してみたが見当たらず…。
(地理院地図より)
1960年代の地図と比較すると、際どい所に橋が架かっている。
単純な上流へと続く人道というよりは、灌漑用としての全盛期に管理橋として使用されていたのかもしれないと思ったり思わなかったり(=結局分からん💦
タイミング的なモノかもしれないが貯水量も多いし、満濃池の第三次改修までは金倉川の貴重な灌漑水源だったのかもしれない…


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