40歳とキャロル

1月の終わりに、シティハンターの最新映画が封切りになりました。金曜日に封切られたので、会社のため、初日はなくなく辞退して、封切り2日目の土曜日に見に行きました。

早速今はシティーハンターに夢中になっています。

エンディングで、TM NETWORKのStill love her.が流れたところで、号泣しました。
シティーハンター2の後半のエンディングで流れていたのですが、新宿の街の映像がそのまま使われていて、りょうと香が新宿に行けばあえるような錯覚に陥るような映像でした。
これと、大好きだったTM NETWORKのキャロルの最後の歌が合わさって、感情がゴチャゴチャになりました。

シティーハンター2は、再放送の方がよく見てたと思います。キャロルも発売されてから、しばらくして聞いていたと思います。なので、どっちが好きというのではなく、アニメで流れるまだ見ぬ東京、その中にある新宿という街は、シティーハンターそのものだったのです、今から考えると。

そして、キャロルには、中学生の時の感情そのものが詰まっていました。中学生の秋、毎日の訳の分からない不安を紛らわすかのように夕焼けをベットで寝転がって見ながら聞いていました。このときの感情が、シティーハンターのエンディングにもとけ込んだようです。

40になって、シティーハンターが新しく封切られるとは想ってなかった。奈良出身のコテコテの関西人だった私が、まだ見ぬ東京の象徴として見ていたアニメを、東京に住んで、映画館でみることになるとは想像もできてなかった。さらに今の自分は、中学の時に思い描いていた自分とは違っていて、一人で、寂しさもあり、憧れていたものに全く近くもないという40になった自分の現実にも悲しくもあり、でも、東京で一人がんばった自分というものもあったりで、鮮明に昔を思い出しました。そしてリョウのような旦那がいるはずだったのですが、そこは全くおりませんでした・・・

最近若いタレントさんが、中二病と言う言葉をよく使うので、憶えた言葉ですが、まさに私の中2病は、シティーハンターとキャロルなんだなと、自覚しました。

そして、私は今中2病真っ直中なのかもしれません。

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