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27歳、社会的卵子凍結する①【導入編】

表題の通り、この度未受精卵の卵子凍結(社会的卵子凍結)をすることにしました。

私は都内近くに住んでいる、ごくごく普通の女です。
結婚を考えているパートナーはいるのですが、さまざまな事情からすぐ入籍しよう、という状況には至っていません。

ある日、既婚者の姉から不妊治療をしていると連絡をもらい、その時に、

「AMHというホルモンの数値が低かった。
 遺伝的なものかもと医者に言われたので、診てもらっていた方がいいかもよ」

と言われました。

当時はAMH…?なんだそれって感じだったのですが
母が早期に閉経していたことは知っていて、姉もなかなか結婚してから授かることが出来なくて悩んでいたことは知っていたので、この忠告を受けて私もAMHの検査をすることにしました。
結果は、2.3と、年齢の割には少し低めであることがわかりました。


そもそもAMHってなんやねん

卵子は、精子のように新鮮なものが常に生成されている細胞ではなく、女性が生まれた時から持っている細胞なのだとか。
だから、歳をとるほど卵子も老化する。質が衰える。=受精しにくくなる、らしいです。

なんと産まれた時から卵子を持っているそう。

姉の言っていたAMHとは、アンチミューラリアンホルモン(または抗ミュラー管ホルモン)の略で、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンとのこと。(引用:https://ivf-asada.jp/amh/amh.html

要は、この数値のおかげで、自分があとどのくらい卵子を持っているのか概ね分かるそうで、妊活できる期間の指標になるそうです。
多嚢胞(PCOS)の方はこの数値が高く出ることもあるらしいのですが、私の場合はこの数値が低く、中央値と照らし合わせると、37歳くらいの数値であることがわかりました。

でも何度も先生に言われたのが、これは卵子の質が37歳相当という訳ではなく、自分が持っている卵子の数が少なく、あまりゆっくり妊活する時間はないかも、ということでした。

いやそれでも不安じゃい



卵子凍結を決心

この結果を受けたからといって、パートナーに「はよ結婚しようや」と言える訳でもなし、自分もまだまだ仕事でやりたいことがあるし、すぐに自分が結婚!母親!とかって想像ができませんでした。いざ妊娠すればそんなことはないんだろうけども。

あと数年で卵子の質はそこまで低下しないにしても、そもそも将来的に自然に妊娠できるかも分からないし、その時になって人工授精しようとしても卵が残っていなかったら?という不安がありました。

私に残されている時間ってあんまりないのかも・・・


そう考え、卵子凍結をする決心をし、早速卵子凍結の説明会を受けました。何院か説明会を受けたのですが、一番丁寧に説明してくれたクリニックで、凍結をすることにしました。

説明会で聞いた卵子凍結についての詳しいお話や、実際の採卵・凍結のお話はまた別記事にしたいと思います。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。



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