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日本についての記事を英語で読む Modern and Traditional

小2の娘が日本の公立学校に通い始めました。
アメリカ帰りということを自己紹介で言うと「娘さんの英語はどうされるんですか?活かしたいと思いませんか?」と聞かれることが多いです。
具体的には民間の英語教室に行くのかどうかを聞かれているような気がします。


いつも「うーん…」と口籠ってしまうこの質問。



結論から書くと
「巷の英語教室は会話中心でシャイなうちの子にあってない気もするし、扱っているコンテンツも娘の興味と合ってない気がするのでしばらくは自分たちで読み聞かせなどを続けます」
ということになります。


アメリカの学校では授業の時間以外にもChromebookを使うことが出来て、家でPebble goやEpic!などのアプリを見るのが親子ともに楽しかったです。
理科・社会の資料集みたいな読みものアプリでした。


そのようなアプリで、たまにアメリカ以外の国のことについて書いてあり、日本のことについて書いてある本がありました。


Japan -Modern and Traditional


というタイトルで始まる小学生向けの文書は、日本が 1億人少しいる国で人口の多さは世界10位だとか、東京周辺の人口密度は凄まじいとか、貿易額など色々な事実について書かれていました。


私は日本を「Modern and Traditional」な国だと一言で名前をつけられたことに新鮮さを覚えました。
ハイテクなのに寺社仏閣があったりするアンバランスさが楽しい…といったニュアンスなのでしょうか。
私は日本で子供の頃、自分の国を「Modern and Traditional」だと説明されたことはないと思います。
「過去に戦争で負けたものの、経済大国になった。最近は成長に少し陰りが見える…」くらいの説明だった気がします。


自分たちが自国をどう思っているかと、日本の外の人たちが日本をどう捉えているかが違って大変面白いです。


また娘は日本文化が好きみたいです。
ランドセルを背負って学校に通いたかったと言っていますし、アメリカの学校ではあまりなかった花や虫を観察したり育てたり、日本の生活を楽しんでいるようなのです。


もちろんアメリカに住んでいたので、ある程度アメリカの文化に触れたり、色んな見た目の(人種的に)人たちがいることも受け入れています。
英語もある程度は理解していますし、アメリカでお世話になった先生やお友達は今でも好きです。
ただそれでも「アメリカ好き!懐かしい!帰りたい!」のような熱を感じないのです。
意外と適応できちゃうタイプなのかもしれません。
そして今後変わるかもしれません。


そんな娘と私の折り合いをつけたところが「日本文化にどっぷり浸かってなさそうな人が書いた日本についてのコンテンツを英語で読む」ことになりました。



今は「魔女の宅急便」の小説(Lexile:670L)を英語翻訳したものを少しずつ読んでいます。
ジブリの映画は見たことがあるので、お話が頭に入りやすく、かつ映画とも構成が少し違うので読んでいて面白いです。

Kiki's Delivery Service (English Edition) https://amzn.asia/d/29iYRRj


アメリカの本屋さんでペーパーブックを買って持って帰ってきましたが、日本でもKindleで読めるみたいですね!


あと最近Khan Academyに実装されたAIが、学習者と相談しながら小説を作れる機能があるらしいので、これもいつか試してみたいな〜と思っています。

https://youtu.be/hJP5GqnTrNo


英語の本も毎日読んでいるわけではなく、なぞなぞとおしりたんていの本で終わる日も珍しくありません。


もっともっと学習スピードが早かったり成熟したお子さまのお話もネットの海を探せばいくらでも見つけることができるので、「すごいなあ。うちもそんな風になれるのかな?」とよそのお子さんと我が子を比べる気持ちが頭をもたげることもあります。



それを我慢しながらマイペースにこんな感じで過ごしています。

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