ホームズ・シリーズの新訳版
自宅に本を置くにも限りがあるので、小説の類は大半を図書館のお世話になっている。
先日、たまたまシャーロック・ホームズの新訳が出ていることを知って、シリーズの数作を読み直してみた。ホームズを読むなんて小学生のとき以来だ。
フィリップ・マーロウのシリーズは清水俊二か村上春樹かみたいな選択の難しさはない。新訳の方が圧倒的に面白い。
慣れ親しんだ延原謙の翻訳には懐かしさはあるけれど、さすがに今、昭和20年代の翻訳を読むと違和感がある。
当時の一般的な日本語を知るには良いかもしれない