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将来の不安と 「ドリーム」ジャンボ

押忍。
9月も後半に差し掛かり、夜になるともうすっかり涼しくなりました。
秋の空気感に寂しさを感じつつも、日中のお散歩ではまだまだあっちいと呟きながら、まだもうちょっと大好きなこの季節が楽しむことにしようかな、なんて思っています。え、なんの話これ。

どうでもいい夏ポエムは置いといて。
こんな時期になると思い出すのは小学校6年生のときの夏休みのこと。

当時何していたかというと、朝イチ小学校のプール開放に参加したあと、図書館で駄弁って、お昼になると一回ご飯を食べに帰宅して。すぐ制服から着替えてまたみんなと合流して自転車で探検へみたいな感じの生活をしていました。

今もたまにネタにしている西成探検とかはこの当時の思い出で、50円とかで遊べるゲーセンや、住宅街のど真ん中、上裸で座ってるおばちゃんとの遭遇等々はこの時期の思い出で、今考えてもけっこうおもしれー経験でした。

で、今日の本題はこの話ではなく、とあるテレビの話。当時なぜか全然寝れなくて深夜テレビにハマってたんすよね。たとえば深夜帯に放映されてたCOUNT DOWN TVに出会ってで音楽シーンにめちゃくちゃ詳しくなったりしたのもこの小学6年生の頃。
Not yetの「波乗りかき氷」とかがランキング1位だったんじゃなかったっけ、たしか。なちい〜〜

今回の記事冒頭、見出しにしている「荒川アンダーザブリッジ」というドラマに出会ったのもこの頃の話。
小栗旬がカッパ?だったり、山田孝之が(見ての通り)星だったりと、知った役者さんのふざけようは未知との遭遇であり、それまでの常識が拡張されるような瞬間でした。(いや、そんなに大層なもんではないか。)いずれにせよ深夜テンションも相まって白昼夢みたいな気持ちだったのは確かです。

こんな感じ。見てわかるマジでシュール。

ドラマの内容を簡単にまとめるとこんな感じ。
荒川の橋の下にある荒川村に住む住人と、土地開発を進めるべく派遣される大企業の御曹司におけるヒューマンドラマ。ちょっと違う気もするがざっくりいうとそんなところ。

シュールすぎる世界観に、12歳の少年にとって「夜ふかしすること」(=悪いことしてる感?)も相まってか、なんだかんだ特別な作品の一つであり、当時の思い出も込みで今でも時々見返したくなったりします。
ちなみにエンディング曲、GalileoGalilei『さよならフロンティア』もめちゃくちゃエモいしな。
みんなこのドラマ、要チェックかも(今更すぎるが。)

で、今回の記事、話題の中心へと進んでいきます。
特に思い出に残ってるのはこドラマ後半のこんなところ。
荒川河川敷村の村長(自称カッパ)と、荒川河川敷の再開発のため、荒川河川敷村の住人(というかホームレスたち)を立ち退かせたいリクの会話。

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村長「絶対に当たるってわかってる宝くじなんて、誰だって絶対買うだろ」

リク「普通は買うでしょうね」

村長「お前はなぜ買わない。金持ちだからか?」

リク「違います。そんなのもはや宝くじじゃないからです」

村長「だろ?そうだろ?そんなのもはやNOドリームジャンボだろ。ドリームどっか行っちゃったよ」

カッパが村長(小栗旬)で、スーツ姿なのがリク(林遣都)

絶対当たる宝くじ絶対儲かる投資話。
よくあるこんな話に、深く考えないでいるとつい飛び乗っちゃいそうな気がするんですが、皆さんどう思いますか??

ちょっと話逸れるんですが、タナカイツキってこのキャラクターからか、めちゃくちゃよくマルチ商法に勧誘されるんですよね。大学2回生の時なんて週に3回も別々の友達から話されて、さすがにうんざり。なんてことも。笑

まあ聞いてみたら話の内容はというと、絶対儲かるFXとかビットコインとか、知らんけどそんな感じのばっかり。

案の定、「いい暮らししたい?」
「頑張れば絶対儲かる仕組みになってるよ?」 
なんて説明をされたりして。

ついこの前も、久方ぶりに某有名ねずみ講系商材の話が話題になって。(ただし今回は別にその子がハマったわけでなく勧誘されたわけでもない)

まあ有名な会社だし、商品の質がすこぶる良いとか、実はねずみ講ではないかとか、うまくけば儲かるロジックがあるとって安心だとか。
わかる。わかんのよ。

僕の方としても
「絶対儲かるって話は全部怪しい!」
みたいな頭の硬いことを言うつもりは一切なく、聞いた通りの絶対儲かることを前提にして、ひたすらフラットに考えてみて
も、どうしてもこういう儲け話にはやっぱ興味が持てなくて。

そんな時に頭によぎったのは、
村長が言う「Noドリームジャンボ」でした。

もうこうなると、目の前に出されたケーキをつつきながら、めちゃくちゃ話を聞いているものの、頭ん中は河童のことでいっぱいです。困った困った。

マジで結論として、怪しくないとか絶対儲かるとか。そんなことはどうでもよくって、ただそこにドリームがないから自分にとっては面白くない話でしかないなーと。だからやらない。

そんなこんなで、そういうビジネスおける
僕のスタンスとしては
「そう言う考え方もあるんだな〜」
全肯定しつつ

河童の村長を思い出しながら
「Noドリームジャンボ、買うタイプなのね。」
と、内心で考えています。

ちなみに余談で、Noドリームジャンボに興味ない派タナカイツキはというと、
大学時代に友達3人でそれぞれ10,000円分ずつサマージャンボを買って、そのうちタナカイツキ含む2人が1万円の当選、1人が大損という絶妙な結果に終わったことがあります。気まずい。
あと、どっかでマカオカジノの話とかしたいけど、それはまたいつか。
そもそもワシあんまりバクチせんのやけれども。

なんの話?今日は以上。

てか画像をとってくるときに気づいたんだが、我々小6って2012年年、つまり12年前らしいで。
てことはもう小6当時の倍近く生きてるってこと??こっわ。

やっぱ夢見て生きてえよな。

いいね、コメント、DMまってるヨ。
それに東京でも大阪でも沖縄でも、どこにいる皆様からも飲みのお誘い待ってるヨ

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